テレビ業界のセクハラがひどい!女性AD「上司に舌をねじ込まれた…」
さまざまなハラスメントの中でも、女性にとって特に嫌なのが「セクハラ」。コンプライアンス遵守が叫ばれる中、徐々に減ってきていますが、ほんの数年前はもっと被害に遭う女性も多かったかもしれません…。今回は実録シリーズ「私達の身近な「セクハラ」」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年12月9日、情報は掲載当時のものです)。
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セクハラに対する意識が広がりつつあるとはいえ、被害にあっても、どうすることもできず泣き寝入りすることもまだまだ多いようです。
まして、日常的に職場ぐるみでセクハラが頻発する会社の場合は…。被害にあった女性に話を聞きました。
テレビ制作会社でADをしていた希美さん(仮名)は、毎日のようにセクハラの被害に遭っていたそうです。
入社して1週間後に行われた歓迎会で、最初のセクハラは起きました。1次会は居酒屋で紹介がてら、ビール瓶を持ってディレクターやプロデューサーへ挨拶に回りました。そして行った、2軒目のカラオケボックスで“事”は起きました。
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写真はイメージです(以下同じ)。
毎日のようにセクハラ…テレビADの悲惨な日常
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「マドンナと呼ぶべき美女ディレクターを男性たちが囲んだのです。彼女を机の上にあおむけに倒すと、彼女の足を広げさせて、入れ代わり立ち代わり男性たちが腰を振るマネを始めたのです。もちろん全員服は着ていますが、あまりのことに衝撃を受けました」
その直後、希美さんはプロデューサーにデュエットの相手をさせられ、腰に手を回されるのですが、「嫌です」とは言えなかったそうです。
「あんなに激しいセクハラを見た後で、腰に手を回されたくらいで『セクハラだ!』と騒ぐことなんてできませんでした。あの行為は、新人女性たちへの『これからセクハラ三昧の日々が始まるぞ』という先制パンチだったのかもしれません」
希美さんが最初に配属されたのは、張り込み現場。一軒のマンションを借りて、20歳年上のディレクターと2人っきりの夜を過ごしました。
「希美、シャワー浴びてきていいよ」というディレクターの言葉に違和感を覚えたのですが、さすがに体を洗いたかったので、お礼を言ってシャワールームへ。24時間同じ部屋にいることに疲れていた希美さんは、しばらく脱衣所で座り込んでいたそうです。
すると――、ガチャっと音がしたと思うと、
「お湯加減どう?」
ドアが開いて、ひょこっと顔を出したのはもちろんそのディレクターです。
「なんだ、まだ入ってなかったのか」
「入ってなかったらどうするつもりだったんだよ!!」と、希美さんは今でも怒りに打ち震えます。

「お湯加減どう?」シャワー室に20歳年上の男性が…

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