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「この気持ちすごくわかる」“子宮が恋をした”ドラマで話題の28歳女優が明かす主人公との“共通点”

 俳優の松井愛莉さん(28歳)が、佐々江典子さんの同名漫画を実写ドラマ化した“切ない大人のラブストーリー”『子宮恋愛』に出演しています。 松井愛莉さん 松井さんは自分の気持ちを上手く言えず、夫との仲も上手くいかない主人公・苫田まき役。夫がいながら不倫してしまう難役に挑戦しています。  作品のことご自身のこと、いろいろと聞きました。

人間関係、結婚観について改めて考えさせられる

© 佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

© 佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――2012年に配信され、話題になった佐々江典子さん原作のドラマ化ですが、今回の作品の全体的な感想はどうでしたか? 松井愛莉(以下、松井):不倫はもちろんダメなことです。生きていれば、誰しも悩みがあり、その中で必死にもがいているんだと思います。そんないろいろな感情に出会えるドラマになっていると思いました。人間関係、結婚観、そういうものを改めて考えさせられる脚本だなと思いました。 ――演じられた主人公の苫田まきについては、どのような印象でしたか? 松井:まきは多くを語らず、自分に自信がなく、あまり自分の想いを相手に伝えられない女性なので、繊細な表情の変化だったり彼女を演じる上でとても難しいなと思い、実はギリギリまで出演を悩みました。 ――最終的な決め手は何でしたか? 松井:わたしの中で次第にチャレンジしてみたいという想いが強くなっていったのですが、なかなか決断できなかったですね。でも、新しいことに向かっていく姿勢は普段から大事にしているので、いろいろな方たちと相談をして挑戦することにしました。

昔の自分に似ている部分がある

松井愛莉さん――演じるにあたり、どのような準備をしましたか? 松井:本音を言いたいけれどその場に合わせたり、苦しいことを言われているのに笑ってしまうなど、まきは昔の自分に似ている部分があり、言いたいけれど言えないもどかしさは、すごく理解できました。役作りというより以前の自分を思い出すような作業のほうが、どちらかと言うと多かったですね。 ――それはまたメンタルに来そうな準備ですね。 松井:そうですね(笑)。「昔こんなことを思ってた」、「この気持ちすごくわかるな」とか、心が痛くなりながら、思い返したりもしていました。
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生きることがラクになったきっかけ
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