5歳の子ども同士で起こった性被害。大反響の実話マンガ『なんで言わないの?』
行動はさらにエスカレート
そんなゆっぺさんの態度に味をしめたボス太郎は、お昼寝の時間に毎回触ってくるようになりました。
それでも声を上げられずに耐えていると、やがて仲間のマネヒロくんを巻き込んで2人がかりで触ってくるようになります。
そしてついには、ゆっぺさんを教室の外に連れ出して自分たちの性器を触らせたり、さらに仲間を増やして3人で触ってきたり、ゆっぺさんのトイレを覗いたりと、ボス太郎の行動はエスカレートしていったのでした。
恥ずかしくて母親にも言えなかった
そしてゆっぺさん自身も、「お昼寝のときの意地悪は性的な意味が含まれているのだと、子どもでもハッキリとわかりました」と、普段の意地悪とは違う恐怖を感じていたのです。
それだけに、「恥ずかしい自分を知られたくない」との思いから、母親へすら被害を訴えることができませんでした。


