――幼稚園のお昼寝中に、同級生の「ボス太郎」くんが下着の中に手を入れてきたと漫画にありました。当時はどのような気持ちでしたか。
ゆっぺさん(以下、ゆっぺ)「子どもなので性被害という言葉はわからなかったのですが、今まで受けていたいじめとは明らかに違うと感じました。
当時は『恥ずかしい』『誰にも知られたくない』という気持ちが大きかったです」

――当時は、ご両親にも相談できなかったとマンガにありました。
ゆっぺ「はい。私の家は親がとても厳しかったので、親に知られてしまったら逆に叱られると思ったんです。当時は『怒られるから隠さなきゃいけない』と、
必死に親にバレないようにしていました。
でも幼稚園のトイレで排泄行為をのぞいてくるなど、ボス太郎くんの加害内容がどんどんエスカレートしていったので、耐えきれなくなって幼稚園の先生に相談しました」
――先生は話を聞いて助けてくれたのでしょうか?
ゆっぺ「私は自己主張するのが苦手で、さらには話しかけたタイミングが悪かったこともあり、萎縮してしまってうまく伝えることができませんでした。それで結局『
男の子は、好きな女の子にイタズラするもの』という言葉で片付けられてしまいました」
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