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陣痛に苦しむ中、産婦人科医の“トンデモ発言連発”に怒り大爆発

術前ギリギリまで失礼な医師

 緊急帝王切開で夫が同意書にサインをする際も、野々宮さんに聞こえるような大きな声で「もしかして出血多くて死んじゃった場合とか、そういうこと書いてあるんで~。ここにサインお願いします」と失礼なワードを連発。  はらわたを煮えくり返らせながらも、すでに手術準備に入った野々宮さんはまな板の上の鯉。スタッフ総動員で手早く手術の準備がされ、ストレッチャーに乗せられ、あれよあれよという間に手術が始まりました。 術前ギリギリまで失礼な医師「下半身麻酔だったので意識はハッキリしていました。麻酔や手術は初めてだったのですが、予備知識もなく、急展開で不安になる暇もなかったので逆に良かったかもしれません。無事生まれた瞬間も、しっかり意識がありました。ほっとしました」  無事、帝王切開で第一子が誕生。その後、麻酔が切れて手術の痛みに耐えながらも歩く練習をして、わが子を抱いたときの感動は忘れられないそう。

出産の思い出は、嫌な気持ちも一緒に蘇る

「やっと生まれたわが子を抱いたときは嬉しくて仕方なかったですが、しばらくして、あの失礼な女性医師のことを思い出しました。苦しんでいる私に『下から産みたい?』なんて意地悪な質問をしてくるなんて、人間性を疑いますよね」  プロの医療従事者だからこそ、患者さんの不安に寄り添ってほしいところですが、医師の言葉でショックを受ける人がいることも事実。いまは育児に奮闘中の野々宮さん。この記事でネタにできたことで、気持ちを昇華できそうですと言いながら見せた素敵な笑顔が印象的でした。 ―シリーズ「出産・子育てでの“許せない一言/行動”」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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