
「授乳中だったので、私はノンアルコールビールなどを飲んでいました。そうしたら、Mさんがやってきて“飲んでいないの? ”って言ってきたんです。
私は飲まずにいましたが、まわりは酒が入っているのもあって昔のような無礼講な雰囲気になっていったんです。Mさんは私が飲んでいないのがわかると、“いや~、経産婦は落ち着きが違うね”、“母乳なの?”とカチンとくるような言葉を言い出しました」
Mさんのように、デリカシーのない発言をしてしまう男性はいますが、容姿などをけなすような発言ではないため、周りも見て見ぬふりをしていたようです。
「あまりに私にからんでくるので、友人が“ちょっと飲みすぎじゃないか”と間に入ってくれました。でもMさん自身は悪気が無いらしく、“なんかいじめたくなっちゃうんだよね”と笑っていたことに余計に腹が立ちました」
Mさんに悪気はなし!だからこそ距離を置きたいと決意
酔うと同じ言葉を何度も連呼してしまう人はいますが、まさにMさんがそうだったようです。
「ほかにも既婚者の女性はいたのに、私だけ出産をしたから、“経産婦”と呼ぶんです。産婦人科の先生や看護師さんだって、そんな言葉は言わないのに……。しばらくはまだリモートワークが続きますが、出社するようになったら絶対に距離を置こうと思いましたね」
本人は軽い気持ちで言っていても、言われた方は絶対に忘れない一言ってありますよね。とくに妊娠や出産、育児など立場が変わると理解しづらいことも多いです。相手から話してこない話題には、触れない方が良さそうです。
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<取材・文/池守りぜね イラスト/ただりえこ>