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スシロー“ペロペロ少年”きっかけで彼氏とケンカ。キレた彼氏からの別れの一言とは?

スシローペロペロ少年きっかけで彼がブチギレ

「釈然(しゃくぜん)としませんでしたが、Jくんが『仕方ないな、佳代さんの好きなカルボナーラ作ってあげる』と和解する空気を作ってきてくれたので“年も離れているし、感覚も違うし仕方がないのかな”と思い、結局それ以上なにも言わずその日はそのまま仲直りしたんです」 そしてしばらく時は経ち、例のスシローペロペロ少年の動画がニュースなどに取り上げられて世間がザワつきだした頃です。 テレビを操作するリモコン「一緒にニュースを見ている時に、つい『もしかしてJくんもこのペロペロ少年のやっていること、面白いと思うの?』と聞いたら、いきなりブチ切れられて『はぁ?こんなのイタズラじゃなくて犯罪だろ!なんで一緒にするんだよ』とスゴい剣幕(けんまく)で怒鳴られて…怖かったですね」 正直佳代さんには、彼が面白がっているイタズラ動画もスシローペロペロ少年の動画も根本は一緒に思えて、なんでそんなに怒っているのか意味が分かりませんでした。 「確かにペロペロ少年の方が言い訳のできない酷い行為をもろにしていて一線を超えているし、Jくんの好きなイタズラ動画より過激だとは思いますが、バズりたい一心で周りの人の迷惑を考えず行動している面は一緒だし、どうしてもその考えを曲げることができなくて、そのままJくんと口論になってしまいました」

破局したのは仕方ないけど、年下男子が怖くなった

  彼自身が迷惑行為をしているわけではありませんが、どうしても佳代さんは引くことができなかったそう。 夫婦喧嘩「結局歩み寄ることはできぬまま、Jくんに『ホント洒落(しゃれ)が通じないってキツいわ。境界線ギリギリの笑いが分からないとかマジ可哀想だし、もう一緒にいる意味ない』と別れ話切り出されて、私達の関係は終わったんです。  笑いのツボが違うとかなら、感覚は人それぞれだしと尊重することができますが、ちょっとJくんの件は感覚の違いでは済ませられない根深いものを感じて…別れるのは仕方ないなと思いました」 そして“洒落が通じない”や“ノリが悪い”と、まるで佳代さんの方が悪いかのように言われ頭から否定されたことが、後からボディブローのように効いてきてショックでした。 「Jくんに特に未練はないですが、ちょっと年下男子が怖くなってしまいました。もちろん年齢は関係なく合わない人はいるってことは分かってはいるのですが…」とため息をつく佳代さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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