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クセ毛コンプレックスの漫画家が出会った新しい自分とは?「ストレートだけが美髪じゃない!カーリーガールメソッドって?」<漫画>

お蝶夫人やマリーアントワネットみたいにクルンとして驚き

漫画『らせん状のラブ』――実践してみて、いかがでしたか? シバタヒカリ:すっごい感動しました。一回目からムラこそあれど、一部分がチョココロネみたいにクルンとしてました。それこそ、例えが古いけどお蝶夫人やマリーアントワネットみたいで(笑)。「これは……!」と思わず声に出しちゃうくらいに驚きましたね。 ――そんなに早くに目に見えた変化が出るものなのですか? シバタヒカリ:毛質にもよると思うのですが、私は縮毛矯正を長らく止めていたお陰で、髪の毛がニュートラルになっているタイミングだったからなのかも。 実際、地毛の部分を伸ばして縮毛矯正を切るなど、ある程度のリセットが必要になるんです。これについては#脱縮毛矯正で検索してもらうと参考になるかもしれません。 今私が行っている美容院では、優しいパーマをかけて縮毛部分と地毛部分の境界をあいまいにするなど、地毛育成のための方法を提案してくれています。本格的にカーリーヘアが気になる方は、カールケアに詳しい美容師さんに相談するのもオススメです!

クセっ毛のコンプレックスって、思っているより根深い

――現在のカーリーヘアの調子はどうですか? シバタヒカリ:調子はめっちゃイイですよ。朝起きてもうこの髪型なんですもん。ベッドから起き上がってワシワシって手櫛でやって10秒くらいでセットは終わり。朝早くに起きてアイロンかけて……なんてやってた数十分はもう必要ありませんからね。 ――超時短になってますね。タイパが良すぎる。 シバタヒカリ:とはいえ、日によっては「調子悪いな~」ってこともあります(笑)。でも、上手くいった時は最高なんです。おだんごやってた頃と同じくらいのラクさがありますね。 でも、おだんご時代よりプラスだと思うのは、写真に残した時に思い出に花を添えられることです。カーリーヘアの方が輪郭(りんかく)を隠せたりできるから(笑)。今のところお得なことばかりだと思います。 ――今回の経験を漫画として残そうと思ったのはなぜですか? シバタヒカリ:2022年にもっとも感動した出来事だったので、描きたくなったんです。もともとエッセイ漫画を描くのがすごく好きなのと、カールヘアを広めたいという気持ちとが合わさった感じですね。 クセっ毛のコンプレックスって、思っているより根深いんですよ。だから、同じ思いをしている人がいたら、選択肢の幅が広がるきっかけになるんじゃないかと思って。
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夫とのやりとりでわかった、育った家庭での見た目への言及の多さ
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