「この人はお洒落じゃないから、もう会わない！」と決めてしまうのは、本当にもったいないです。未央さんのように男性のファッションや見た目にこだわりがある人は、ファッションのアドバイスを男性が受け入れてくれるかどうかが大切になると思います。 　例えば、「こんなお洋服もお似合いですよ」とアドバイスした際に、素直に受け入れてくれるような男性なのかを見極めてほしいのです。「素直に受け入れることができる」というのは、結婚生活では大切なキーワードになるからです。 　実は、私の夫も私には理解不能なファッションなうえ、こだわりが強かったのです。しかし、一緒に買い物をするときに、「こっちの方がもっと似合うと思う！」「これを着たら、もっとイケメンになるよ」と言いながら、服を買い揃えたことで、今では私以上に見た目を気にするようになりました。でも、そのぶんお洋服にかかるお金もかさむようになってきました。服装に気をつかうようになると、それはそれで悩みも出てくるのです。 　ファッションに関しては、自分自身が楽しむことができたらそれが正解だと思います。よく、長く一緒にいるカップルは似てくると言いますが、最初から似ている人同士がくっつくのではなく、一緒に過ごす時間が長くなった結果、長く一緒にいる2人は似てくるのだと思います。だから、最初はファッションセンスが自分とは異なっていたとしても「自分の意見を受け入れてくれそうな人」であれば、ぜひ次のデートにも挑んでほしいと思います。 ＜文／田中亜依＞