
「A子は、会社の上司との会話から情報を得て、SNSで上司の娘のアカウントを探したのです。『
見つけた! 多分この人っぽい。アカウントにカギつけてない』とコメント付きで。わざわざSNSで探さなくても…と思ったのが本音です」
他人のプライベートをグループLINEに晒すA子に対して、敦子さんは日に日に嫌悪感を覚えます。そんな中、ついには敦子さんもプライベート晒しの被害にあってしまうのです。
仕事が終わり、買い物へ寄ってから帰宅した敦子さんのもとに、LINEの通知が届きます。LINEは、A子からでした。A子から届いた写真とメッセージに、敦子さんはぎょっとします。

「
『(スーパー名)にいたよね?』というメッセージとともに、スーパーに駐車している私の車の写真が届いたのです」
A子が同じスーパーへ寄った際、敦子さんの車を偶然見かけて、わざわざ写真を撮って送ってきたそう。
「さらには『
(スーパーの)プライベートブランドばっか買ってたw』と、A子からメッセージが届きました。偶然なのかわかりませんが、私が買い物している姿をどこからか見ていたようです。望遠鏡でも持って見ていたのかと思うほど、買ったものまでチェックされていて…。正直、怖いとしか思いませんでした」