＜回答＞ なんともつらい思いをしてこられましたね。 大失恋のお相手は、ナチュラルな男性なのでしょうね。不倫を悪いとも思わない。というか、彼の心の中には「不倫」というワードすらないように感じます。 あまりに自由でナチュラルで、でもそういう方だからこそ、摩訶不思議（まかふしぎ）な魅力があったのかもしれませんね。サラリとしているぶん、気づかないうちに相手を傷つけてしまうオプティミスト＝楽観主義者なのでしょう。 おそらく、夏子さんはなにも悪くないのです。彼は独特の世界観の中で生きていて、そこにちょっとひきずりこまれてしまった。そして、彼のような世界観の人もいなくはないけれど、「不倫ってしちゃいけないことだよね？」「それでも不倫しちゃうこともあるけど」という世界観の男性のほうが、世の中には断然多いということです。 なので、夏子さんが本当にこれからまた恋愛をしたい、結婚して出産もしたいということでしたら、それにむかってみてほしいです。 夏子さんは、まだ取返しがつきますよ。実は、「もうとりかえしがつかない」と嘆く女性もけっこういらっしゃるんです。たとえば、かつてこういう方がいらっしゃいました。 恋人の男性が別の女性と結婚。でも「本当に好きなのは君だから」とか「いつか奥さんと別れて君のところに戻るから」などと言われて不倫関係を10年も続けた。結局その女性は38歳くらいのときに「もう彼を待っていても無駄なんだ」と気付いて自分から離れていきました。 「もう私は出産したくてもできない年齢になってしまった」 と、彼女はとても後悔しています。38歳なので可能性ゼロではなかったと思うのですが、彼女はそこで力つきてしまい、婚活も出産も諦めました。今も独身を貫（つらぬ）いています。 でも、夏子さんは年齢的にまだ出産の可能性があるのではないでしょうか。出産したいなら、大失恋の痛手はあると思いますが、前を向いてみてほしいです。