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東大卒ママが子どもの塾通いより「一緒に料理すること」を大切にする“2つの理由”

高学歴だから幸せになるのは、ウソ!

粉ふるいや混ぜる工程を練習する中で、器用さが長所になりました

粉ふるいや混ぜる工程を練習する中で、器用さが長所になりました

 ここで話したことはほんの一部のエピソードなのですが、私が自信を持ってお伝えしたいのは、子どもの頃から一緒に料理をしていくことは、親の期待を遥かに超えた未来を作る、明るい基盤になりうるということです。 「高学歴だから幸せになれるわけではない」というデータを明らかにして、警鐘を鳴らしている研究者もいます。そして私自身も人生を通して、東大を卒業したから幸せになれるわけではないという確信があります。  まずは今の日本の教育環境に渦巻く狭い価値観から少しだけ解放され、心から楽しんで親子で料理をしてみてください。きっと新しい発想が親子それぞれに芽生えてくるはずです。 <文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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