Human

母親からの「産まなきゃよかった」がコンプレックスに…整形を重ねても「かわいくなったと思えなかった」理由

コンプレックスを改善しないと“かわいい”になれない

――なるほど。自分の中では“かわいくなれた”という実感は、持てなかったんですね。 平瀬:そうですね。周りからは「かわいくなったね」「キレイな二重になったね」と言われましたし、もちろんやって良かったとは思いましたけど、自分的には“二重をやったところで急激に変わることはない”というのが、ストレートな気持ちでした。 “二重になったらかわいくなれる”って思ってる人は多いと思うのですが、結局のところコンプレックスを改善しないと、自分が納得できる“かわいい”にはなれないんだなって思いましたね。
平瀬あいり にゃいりん

現在の平瀬さん

劣等感の塊だった“角田藍李”の面影を捨てたい

――平瀬さんが自分のことを“かわいくなれた”と思えたのは、いつ頃でしたか? 平瀬:鼻の整形をしてから1年後くらい、腫れが完全に落ち着いたころですかね。ヒアルロン酸を入れるなどのプチ整形をいろいろとやった効果もあって、自撮りが盛れるようになってきたんです。 それから、かわいい人に容姿を褒めてもらえることが増えたり。それまでは顔が整っている人に褒めてもらう経験がなかったので、すごく嬉しかったです。 平瀬あいり――コンプレックスを感じることもなくなったんですね? 平瀬:正直、それはまだ思えていないんです。自撮りの加工も未だに結構してしまいますし、加工後の顔になりたいなって思います。 それにまだ自分の顔に“角田藍李”(平瀬さんの本名)の面影が残っているのが嫌で、消したいんですよね。もちろん整形のやり過ぎはよくないなと思うんですけど……。
次のページ 
整形って本当にすごく痛いし怖いけど…
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ