良子さんは、義母の発言、義父の態度に腹が立ち、思わず義母に「なんでそんなことを言われないといけないんですか？いつもと、同じ光景だと思うんですけど？」と言い返したそうです。 すると義母は「前から思っていたけど、あなたは結婚前もっと私に話しかけてくれたじゃない？それが、結婚後はいつも携帯ばかり。まさか、こんな人だったなんてと失望したのよ」と一言。 その時、良子さんははじめて義母の想いを知ったと言います。 義母は、もっと良子さんとコミュニケーションを取りたいと思っていたのに、気づけばやり取りを面倒に感じるようになった良子さんは、いつの頃からか義母の話も「はい、そうですね」と適当に相槌をうち、いつも携帯ばかりをチェックしていたのだとか。 良子さんはその件で反省し、その後はなるべく義母の話を積極的に聞くようにしたそうです。 また、義母もその時のことを申し訳ないと思ったのか、あれから急にブチ切れることも少なくなったとのこと。 「少し気に入らないことがあるとムッと顔をしかめることもありますが、前のように急にスイッチが入ることはなくなりました。私も私で、なるべく怒らせないように努めていますが……」と解決はしたものの、以前よりも気を使う存在になってしまったとのこと。 今後も義実家が家の近くにある限り、良子さんが義母の顔色を伺う日々は続きそうです……。 ＜文／みくまゆたん＞