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引越し先で「地区会の役員」を押し付けられた!育児に仕事に、それどころじゃないのに…

 町内会はその地区に住む人たちが協力し合って成り立つもの。しかし、特定の人に負担が偏ったり、無理やり押し付けられたり……なんて話も珍しくありません。  ヒロエさん(仮名・36歳)もそんな経験をもつ一人。「引っ越し早々、あんなことになるとは……」と話します。

新築分譲住宅を購入。町内会に入ることに…

マイホーム計画

※イメージです(以下、同じ)

 ヒロエさん夫婦が新築分譲住宅を購入したのは、今から5年前のこと。スーパーや病院、小学校なども近くにあるエリアで、マンションがなく戸建てばかりの住宅街です。 「わが家が購入した住宅は、もともと広い空き地だった場所に新築分譲住宅が4軒建てられたうちの1軒です。この4軒のほかには新しい家はなくて、周りはほとんどが築30年から40年ほどの家ばかりです。だから、住んでいる人たちも年配の方が多いですね」  引っ越してすぐ、町内会加入のお知らせの紙が郵便受けに入っていたそう。おとなりの新築に引っ越してきた人たちも「町内会に入る」とのことだったため、ヒロエさん家族も町内会に入ることに。

交代制なら仕方ないと、役員を引き受けることに

 そして生活が落ち着いてきた翌年の3月頃に、町内会の地区長と名乗る人物が訪問してきたそうです。 「町内会には、さらに番地ごとに区切られた地区会というのがあって、地区会は10軒から20軒ほどで作られているんです。地区会を束ねる“地区長”のほかに、それぞれの家に集金をしたりお知らせの紙を届けたりする“地区役員”という雑用係のような役割があるのですが、役員は毎年交代制らしくて……。  地区長が訪ねてきたのは、『4月からの次の役員は、ヒロエさんのところね』ということを伝えに来たためでした。仕組みもよくわからなかったし、順番なら仕方ないと思って、その場で了承しました」
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順番的に“ウチじゃない”ことが判明!
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