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広末涼子がふたりの男性の間で求めたものとは…「活動家」キャンドル氏と「実業家」鳥羽シェフ

「活動家」と「実業家」、ヒロスエが求めたものとは……

映画『sio/100年続く、店のはじまり』

映画『sio/100年続く、店のはじまり』

そして末っ子が小学校に入って子育ても一段落したとき、鳥羽周作シェフとの「恋」が転がりこんできたのだ。2年前に仕事で出会っていたとはいえ、ふたりが急接近してから、まだたった3ヶ月しかたっていない。恋が一気に燃え上がったところに、いきなり文春砲で冷水を浴びせられた感じだ。 鳥羽氏は、平和や夢を語るジュン氏とは違って、現実として「料理を作る人」であり、「実業家」である。不倫が公になって、多くの事業が停滞しているが、こうなる前にはかなり手広く事業を拡大し続けていた。 そもそもは仙台大学体育学部の出身で、教員のかたわらサッカー選手を目指していたが、自分の実力に見切りをつけた。32歳のときにコックだった父親の影響もあって、大好きな料理の道へと転身。あちこちで修業を積んで2018年に「sio」をオープンした。 「料理業界に新たな価値観を提示する革命家」としてメディアに登場することも多々あった。彼は自分の立場や行動に価値観を付加することのできる、まさに「やり手の実業家」だったのだ。 広末は、そんな彼を好きになった。40代になり、地に足をつけて女優を天職として覚悟を決めた彼女がほしかったのは、夢を語る幻想的な男性ではなく、自らバリバリと世の中に切り込んでいく実業家だったのではないだろうか。

鳥羽シェフ、妻や世間など全方位に気を遣う実業家らしさ

今回、文春のインタビューに応じた鳥羽氏は、まずは世の中を騒がせたことを謝罪、さらに現在、ほぼ仕事がなくなっていると明らかにした。 そして料理の世界に入る前からの糟糠(そうこう)の妻にも感謝と謝罪の気持ちを示し、実業家らしく全方位に気を遣っている印象。広末との関係についてもかなり詳細に話している。やはり「恋してしまったふたりは自分たちでも止めようがなかった」ようだ。 一方で、もちろん今まで努力を重ねて培ってきた信頼や世間の評価などが木っ端微塵(こっぱみじん)になっていることも承知している。それでもなお、広末への愛は冷めてはいないことがわかる。
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本気で恋に落ちた場合、人の気持ちは理屈通りにはいかない
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