上級生から石を投げられた息子への対応に学校の不誠実さを痛感「下校中のケガは管轄外なので…」
子どもが学校に入ると、大なり小なりトラブルが起きるもの。
ですが、そのトラブルが起きたときに、周りの大人の対応が不誠実だと後味が悪いですよね。
佐野晴美さん(43歳・仮名)は、息子が小学校に入学したての頃、そんな経験をしたそう。
「小学校に入りたてのころ、下校途中に、近所に住む6年生から急に追いかけられ、石を投げつけられたそうです。一緒に帰っていた友達は目に大きな石が直撃し、角膜に傷がついてしまいました。息子はたまたま顔には当たらなかったようですが、足や手にぶつかったようで、相当恐怖を感じていました」
ともすれば失明になるかもしれないケガに、一緒に下校していた子どものママは真っ青。近所に住む子どもだったことから、すぐに相手の名前を割り出し、学校に電話したそうです。
しかし、学校の対応は予想外のもの。
「下校中のことは、学校の管轄外なので分かりませんの一点張りだったんです。その対応に、目を怪我した子のパパは激怒。学校に乗り込み、どちらも在校生なのだから、学校に介入してほしいと、校長にかけあったところ、やっと事情を聴いてくれることになったと言います。ただ…」
それと並行して、佐野さんも学校に連絡。自分の息子は、ケガをしなかったものの、石を投げられたことを担任に伝えました。
しかし「よくわからないので、確認して折り返します」と言ったまま音信不通に。
その後、けがをしたほうの子どもの家には、石を投げた上級生が謝りに行ったようです。
しかし、佐野さんの家には「確認して折り返します」以降、なんの連絡もなし。
そのままになってしまうのは、いかがなものかと再度学校に問い合わせたところ、担任の先生は「その件は解決したと聞いています」と返答。
モヤモヤが募ったと言います。
上級生に石を投げられあやうくケガ。学校も子の親も知らんふり
「下校中のけがは管轄外」冷たい学校の対応に激怒

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