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プロポーズの場所はサイゼリヤ。それでも私が彼と結婚した理由

初デートはスタバ「こんな人、会ったことない!」

「初デートがスタバだと言ったんですけど、最初はそんなものかなってカジュアルに顔合わせみたいな感じで」愛香さんの言い分は至極真っ当だ。 話が面白くないわけでもなく、かといって何かがあったわけではなく当たり障りのない会話をした2人。 容姿への言及で申し訳ないが、太一さんはそんなに見た目に無頓着なタイプではない。むしろさっぱりしているし、清潔感もあり、特に不快感を与えるようなこともない。だからこそびっくりしたのは筆者だけではなかったようだ。 「帰り道、なんかふっと思い出し笑いしちゃって。私がこんなにたくさんしゃべっても、ただただ聞いてるし、初デートはスタバで、次回の約束とかも別にしてないけど多分会うだろうな、あの人私といるの楽しかったんだろうなって(笑)」なぞの自信に満ちた帰り道、太一さんから次回のお誘いが。 「今まで大事にされてきたのとは違う感じ?なんとなく“こんな面白い人、出会えないだろうな”って」何かがきっかけだったと言うよりも何もないことがよかったのかも、と、愛香さんは思い出しながら話す。

ポロッと出たサイゼでのプロポーズ

サイゼリヤデートは愛香さんが行きたいところがメイン、しかし2人ともお互いの周りにいないタイプだったことで、すべてが新鮮で楽しかったと感じていたのだとか。約半年のお付き合いを経て、ある日2人では初めてのサイゼリヤに。そこで起こったのがプロポーズ事件だ。 「忘れないですよ(笑)私はピザ、彼はドリア、ポロッと“結婚、しよっか”って(笑)」思い出して楽しそうに大きく口を開けて笑う愛香さんと対照的に、恥ずかしそうに微笑む太一さん。 「本心だろうなって。年齢とかを置いといて、ここまでいろいろ興味がないのに私には興味を持ち続けられるって思ったわけじゃないですか」 とはいえ、サイゼでプロポーズ…と思っていたところ「もちろん、後日改めてちゃんとやって!って言いました(笑)。あれはプロポーズとまではいかないポロッとした本音だと思ってるから!って(笑)」 真逆に見える二人は、実は相性がいいのかもとこちらがほっこりするほど終始笑顔が絶えず。SNS上では、デートにサイゼリヤは炎上の元だが、一生の思い出になることもあるのだろうと、感じる2人のエピソードだった。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/mayan>
mayan
フリーライター兼マーケター。アイドルをはじめとする、かわいいもの・女の子が大好き。ジャンルレスに執筆する傍らSNS運用分析・リサーチなども得意とする。 Twitter:@mayancha1
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