子どもを見ながらのリモートワークは「想像を超える地獄」。“24時間フル体制”なママの悲鳴
幼児を育てる親にとって、夕方以降はカオスの時間
リモートワークは家でできるという大きなメリットがありますが、その分始業時間や終業時間が曖昧になってしまい、結局ずっと仕事から離れられないというデメリットも存在します。
「たとえば通常であれば『連絡するのに常識的な時間』と思われる夕方~夜までの間も、育児中のママにとっては非常に慌ただしい時間帯です。
保育園から帰ってきたら、疲れてぐずる子どもをあやしながら着替え、お風呂、ご飯、寝かしつけとダッシュ。そのどれもが大人の計画どおりに進むわけもなく、息つく暇もありません。その間に仕事のチャットが来ていたりするとすぐに返信できず申し訳なく思ってしまいます」
これって24時間体制? ルール整備の必要性を感じる
かつての勤務体制であれば、会社でパソコンの電源を切れば、仕事の連絡は次の日に回せました。でも在宅でいつでも連絡が取れる状態にあることで「24時間仕事モード」になってしまいがち。
リモートワークのメリットを最大限に活かすためにも、これからはリモートでもオンオフのメリハリをつけるなど、快適に仕事をするための工夫が必要になってくるのではないでしょうか。
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<取材・文/塩辛いか乃> 塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
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