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子どもを見ながらのリモートワークは「想像を超える地獄」。“24時間フル体制”なママの悲鳴

数時間おきの授乳と、こまめな「生存確認」

 まずは乳児期。0歳児は寝ている時間が長いため「寝ている間に仕事ができる」と思われがちですが、そうはいきません。数時間おきの授乳に加えて、もっと大変なことがあります。  それは、乳児を育てるなかで一番大事な「生存確認」です。新生児無呼吸症候群や、寝返りでの窒息など、乳児のお世話は生かしておくことだけでも細心の注意が必要なのです。   赤ちゃん「パソコンで作業しながら子どもの様子が見られるよう、監視モニターを使ってみましたが、モニター越しに子どもの様子が気になって仕事に集中できません。  寝返りした後に動かなかったりすると、気になってベッドまで走っていったり。なのでパソコンの隣にベビーベッドを置いて作業してみましたが、仕事のパソコンに興味津々でキーボードを押したがったり、よだれがよく出る時期は、よだれでパソコンがダメになるのではと気になり、仕事になりませんでした」

「ママ遊んで!」と泣く子を放ってオンライン会議

 1年ほど経つと、乳児期を経て幼児期へ。子どもは歩くようになり、危ないことをしないか、さらに目が離せない時期に突入。そんな好奇心旺盛な幼児の相手をしながらの仕事は、遅々として進まないどころか妨害に遭ってしまう始末。 騒ぐ子ども「当時の苦労は挙げればキリがないですが、小さい子どもは『ママに自分だけを見てほしい!』という気持ちが強いんですよね。  わたしが必死に向かっているパソコンは、自分からママを奪う敵と思ってしまうようで、作業中のノートパソコンを閉じて『ママ遊んで!』と主張することもありました。何より一番辛かったのは、隣の部屋から『ママー!』と子どもの泣く声を聞きながらのオンライン会議です。  子どもは何も悪くないのに……と思うと胸が痛くてたまりませんでした。今はやっと保育園に預けられるようになり平和な日々が戻りましたが、あのときのことを思い出すと、今でもちょっと涙が出ます」    子どもは、ご飯だけ与えていれば勝手に育つものではありません。大人の理屈も常識も通用せず、思い通りにならないことだらけ。ママは面倒を見るだけではなく、話し相手、遊び相手にもならなくてはいけないので、仕事どころではないことは経験者なら想像に難くないのですが、なかなか広くは理解されないようです。
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幼児を育てる親にとって、夕方以降はカオスの時間
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