
今回レポートするのは、ニトリの「にゃんぼっくす」。組み立て式の段ボール製キャットハウスに、なんと爪とぎまで付いた猫大喜び間違いなし!(飼い主の希望)の商品です。工具なしで“組立カンタン”!…とのことですが、何だか部品が多いような? 無事完成させることはできるのでしょうか。
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家具や生活雑貨、収納、キッチン用品、近頃はペット用品の分野でも充実した品ぞろえを見せるニトリ。今年の春で7歳になる我が家の愛猫・小虎が喜びそうな爪とぎ付きのキャットハウス「にゃんぼっくす」が気になったので、公式通販サイトから購入してみました。

「にゃんぼっくす(爪とぎ付き/グレー)」1,990円/税込
サイズ(約):4角ボックス2段重ね×3角ボックスを横に連結したときの高さ66.5cm×幅66.5cm×奥行33cm
材質:紙
「にゃんぼっくす」は、工具不要&付属のボタンで留めるだけで簡単に組み立てられる段ボール製のキャットハウス。完成品の写真を見ると、4角ボックス2個+3角ボックス(爪とぎ付き)1個を組み立てればいいようです。これなら、15分もあれば作ることができそう!…と思った筆者が甘かった。
出てきたのは、本体A~F(Fは2つある)までの部品と爪とぎ2個、そしてプラねじ34組。

部品の多さに愕然…。
組立説明書には1~7の工程が詳しく解説されているのだけれど、プロセス1の「本体のねじ穴を開ける×60」で早くも心が折れかけます。

だけど、やるしかない! 愛猫が嬉々として「にゃんぼっくす」を検品する姿を思い浮かべて、本体A~Fに点在する直径7mmほど(独自に計測)の穴をポツポツと開けていきます。
本体の穴開け作業は、ひたすら続きます。指でくり抜いてもいいのだけれど、先端が尖った工具か何かで押し出したほうが圧倒的にラクかも。黙々と穴を開け続け、かかった時間は…10分。
まだプロセス1だというのに、当初予定していた時間のほとんどを使い果たしてしまいました。とはいえ、あとは組み立てるだけだからサクッと終わるはず!…なわけはなく。
本番は、ここから…。

プロセス2から先は、計7枚ある本体の段ボールを折り曲げて、プラねじ(プラスチック製のねじ)で取り付ける作業が続きます。
一番苦戦したのは、爪とぎをセットする3角ボックスの組み立て。裏表は間違えるし、ねじの留め方に慣れていないしで、てんやわんや。
組み立て方は、イラストや言葉で丁寧に書かれているというのに、それでも間違えてしまう…。不器用な筆者の前では、“簡単”の言葉はあっさりとかき消されていきます。やっとの思いで3角ボックスが完成すると、さらに40分が経過。

ここから、4角ボックスを2個組み立てていきます。