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発達障害グレーの私がやらかした“仕事上のありえない失態”。電車に飛び込もうかと…<漫画>

ADHDで良かったことは?

窓の外を眺める女性――ご自身の特性と向き合った経験を通じて、改めてADHDではないほうが良かったと思いますか? それともADHDである自分が好きだと感じる部分もありますか? はなゆい:ADHDでなくてもいいです(笑)。今でこそ「特性があるのは仕方がない」と思うし、そんな自分も好きだと言えますが、「これがなかったらどれだけラクだったんだろう」と思うこともあります。 ただ、海外で仕事をしたり、50か国も旅行したりと、人と違う経験を沢山できたのは、自分の特性があってこそかもしれません。その点ではADHDで良かったのかもしれないと思う部分もありますが……特性は別になくてもいいかな(笑)。 ――ADHDの方は発想力が豊かでアイディアマンが多いという特長もあるそうですね。はなゆいさんは自分ではどんなところが良いと感じますか? はなゆい:行動力があるところでしょうか。窮屈な環境ではやる気がしぼんでしまうのですが、今は夫や周りの人のサポートがあるおかげで、すごくのびのびと活動ができています。「あれもやりたい!」「これもやりたい!」という気持ちが枯渇することのないほど溢れているので、それは良いところだし、周りの人のお陰だと思っています。 【マンガ】⇒『ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。』一覧 <取材・文/都田ミツコ>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
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