NHK大河『光る君へ』、36歳俳優が胸キュンMVP!不穏な動きをする道兼からも目が離せない第8回
道長と距離を置こうと思いつつも、想いは膨らんでいくまひろ。
さらに、父・為時は花山天皇のそばにいることもあり、否応なしに権力争いの嵐に巻き込まれていく。
まひろたちに近づく影の企みとは。
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左大臣家の集いは先日の打毬の話題で持ち切りだ。やれ公任が良い、道長が良い……明らかに五節の舞のときよりもテンションが高い。さすが平安のF4。いや、F4ではなかった、藤原行成(渡辺大知)が欠席だったので、直秀(毎熊克哉)が代わりを務めていたのだった。
赤染衛門(凰稀かなめ)は直秀が気に入ったようで、「猛々しくも美しい公達」とウキウキとした様子で恋バナに参加する。
倫子(黒木華)は「人妻なのにそんなことを言って」と言うが、「人妻であっても、心の中は己だけのものでございます」と赤染衛門はニコリ。
「そういう自在さがあればこそ、人はイキイキと生きられるのです」
赤染衛門の言葉にまひろ(吉高由里子)は、何か思案するような表情を見せる。こうして、周りの人の言葉が彼女の中に積み重ねっているのだろう。
ちなみに、倫子も道長(柄本佑)が気に入っていたようである。むむむ……。
さて、今回の話の主軸にいるのはまひろと道長、ではなく、道兼(玉置玲央)だ。
兼家(段田安則)が倒れ、藤原3兄弟にも動揺が走る。
そんな中、急に為時(岸谷五朗)と距離を詰めようとする道兼。本当に急である。為時が戸惑うほどに。
内裏の書庫で書物の整理をしている為時を訪れ、手伝うという。
為時が兼家の容態を尋ねると、「時折正気づくがほとんど眠っている」。そんな道兼の腕に痣があるのを為時が目にする。
正気付いた兼家に打たれた、小さいときからかわいがられた覚えはない、生死の境にいても自分を嫌っている……。
為時にとって道兼は、妻を殺した人物で、家族を壊した人物だ。それでも、為時は気の良い人間でもある。同情するような表情を見せる。
が、絶対に裏があるだろう、と視聴者側としても勘繰らずにはいられない。
女子トークの中にも気づきがある

道兼の急接近

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