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48歳、怒涛のホットフラッシュではじまった「女の人生の折り返し=更年期」救いになった息子の一言とは<漫画>

「終わった」ではなく「始まった」

更年期のつらさやしんどさから、逃げるのは難しいでしょう。抗(あらが)いながらも自分の中で決着をつけるしかありません。しかも更年期にはっきりしたゴールはなく、エンドマークはその人自身でつけるもの。 今作で圭子も、自分なりに「終わり」を制定します。「ちょっとさびしい気もするんですけど」とこぼす圭子に、先輩の女性が笑顔で放った言葉が「『終わった』んじゃなくて『始まった』んだから」。更年期を乗り越えた先にあるのは、一皮むけてリニューアルした自分自身なのです。 更年期は人生のレベルを上げるために、神様が与えたきっかけかもしれません。その後の圭子がどういう人生を歩むのか、あなたの目で確かめてみてください。必ず、元気をもらえるはずです。 <文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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