翌日病院へ行くと、ダニが原因だということが発覚。昨日のかゆみを思い出すと、「一体、何匹のダニ？！」と不安になります。布団乾燥機のみで様子を見ることも考えましたが、小さな子どもや赤ちゃんもいたことから、夫と相談のうえ布団は全部処分することにしました。 「そして、業者の人に依頼して自宅と夫が乗って帰ってきた社用車をまるごと清掃してもらうことにしたのです。夫婦で使っていた布団はもちろん、布製のソファやベビーベッドの布団、カーテンやクッション、ぬいぐるみも気持ち悪いので、全部処分しました」 　業者への支払いと暮らしに最低限必要な布団とカーテンを安く買い替えた総合計は、なんと約12万円！ それでも、「子どもたちがダニに刺されるのはかわいそうだし、あらためて駆除が必要になって保育園や職場を休むことになるよりはマシ」と、苦渋の決断をしたそうです。 「このご時世に、あんなダニまみれのホテルがあるなんて驚きですし、本当に腹が立ちます。でも、料金以上に衛生面や環境など大切なことがあるとあらためて実感し、反省中です。節約もいいですが、ほどほどですね。ダニなど目に見えない虫は、やっぱり気持ち悪いです」 　格安ホテル代の約80倍もの金額を支払うハメになったリナさんは、「私のように後悔しないよう、優先順位を誤らないでください」と話してくれました。とくに衛生面が気になるこれからの季節、リナさんのアドバイスも念頭に置いて節約に励みたいものです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録！私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています！】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない！「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中！（採用時に謝礼あり）ご応募はここをクリック ＜文／山内良子　イラスト／ズズズ@zzz_illust＞