「あんたの話し方が気に入らない」上司の“新人教育”で動悸・体の震えが。病院に行くと意外な診断が<マンガ>
休み方がわからない
「休職したんだし休まなきゃ」
免罪符をいただいたのに、休もうとしても休めない。実際、「休んでいい」と言われても、すぐに眠れるわけでも、のんびりできるわけでもありません。さらに有給休暇ではなく休職なので、「やりかけの仕事を任されて、今頃上司は怒っているかもしれない」など、不安と焦りに苛まれます。
真面目で頑張り屋さんだからこそ、陥りがちなトラップです。しっかり体を休めたい、でも会社に行かないと忘れられそうで焦る、そんな思考で自分を追い込んでしまうのです。
心のどこかに、うつを認めたくない気持ちもあったといいます。うつ、という病名の響きから、頑張れなかった自分、という印象を持ってしまうのではないでしょうか。
「逃げる」ことは「生きる」こと
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx


