連ドラ初主演作が話題の44歳個性派俳優、「SNSもネットニュースも見ない」を決めたワケ
情報も悩みも捉え方と感覚が大切
――桐谷さんは悩みに直面したとき、いろんなルートを頭の中で探って導き出していくタイプですか?
桐谷:俺はあんまり考えないです。考えて考えて、「やっとこっちの道があるんや!」とかじゃなくて、「あれ?」みたいに、ポンと思いつく感じ。
でも昔はめっちゃ考えてました。やっと人にこうやって話せるくらいまで腑に落とせたというか、そういう感じです。
当たり前だけど、人生において悩み事ってあるじゃないですか。僕、最近よく勾玉の話をするんです。
勾玉って陰陽のマークで表現されると思うんですけど、大きい丸の中に、白と黒の勾玉があって、黒と白の丸がある。人間ってどっちか選ぶこともできるんだなって思います。
――今、勾玉を思い浮かべてます。
桐谷:真っ黒の中に白い丸がちょっとある勾玉と、真っ白の中に真っ黒の丸がちょっとある勾玉。例えば白が“幸せな感覚”だとしたら、俺は白が大きい勾玉を選ぶ。でも、その中には真っ黒な丸もちょっと必要なんです。
――楽しくないことも必要不可欠だってことでしょうか。
桐谷:どちらかだけだったら、ずっとそのままの大きさ。成長していかないですよね。
真っ白の中にあの黒い丸があるから成長していける。例えば黒の丸が一般に悲しいこと、嫌なこと、悩みとするなら、それがまた自分自身をでかくしてくれるから絶対必要なんです。
だから悩みや失敗があっても、「うわーっ!」とは思うけど、そっからすぐにでも切り替えられるというか、“これは成長するために必要な新たな道具”だと思えるし、自分の行きたい方向を教えてくれる指針にもなるから、その方向に向けてアクセルを踏むきっかけになる。
昔はめちゃくちゃ悩むこともありましたけど、今は切り替えがだいぶ早くなってきました。
うっそうとした道も繰り返し歩けば歩きやすくなる
瑞姫
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k
●スーツ ¥110,000 ネクタイ ¥16,500 全て TAKEO KIKUCHI 問合せ先 ワールドプレスインフォメーション
他スタイリスト私物、ワールドプレスインフォメーション 03-6851-4604
ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』
2024年11月7日より、毎週木曜日 夜11時より1話ずつ放送(全8話)
⇒本予告映像
他スタイリスト私物、ワールドプレスインフォメーション 03-6851-4604
ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』
2024年11月7日より、毎週木曜日 夜11時より1話ずつ放送(全8話)
⇒本予告映像


