高畑充希“婚外恋愛と風俗どっちが許せる?”を明かす。大河ドラマから「セックスレス夫婦ドラマ」まで話題
仕事のペース感や考え方が変わってきた
――ちょうど1年前くらいにお話を伺ったときに、「自分自身への興味が薄いので、もっと自分に興味を持ちたい」とおっしゃっていました。変化はありましたか?
高畑「去年、ドラマ『unknown』(テレビ朝日)が終わったくらいから休みを取って旅行に行ったり、いい感じにリセットされたと思います。家でゆっくり過ごすという生活もしているので、前よりは自分に興味が向いているかなと。
頑張らなきゃいけないタイミングは絶対にあるんですけど、頑張れないことを無理に増やさないようにはなったかもしれません。仕事のペース感や考え方が変わってきた気がします」
――それはキャリアや年齢が関係しているのでしょうか。
高畑「20代はノリと勢いで生きている部分があったし、それが苦ではなかったんですけど、30代に入って、ひとつひとつのことに丁寧に向き合うようになりました。自分自身のいいペースが出来はじめているのかなと」
――現在、大河ドラマ『光る君へ』での定子役も大評判です。
高畑「大河はゆっくり撮っていたので。ちゃんと自分のバランスを見ていきたいと思うようになったし、それが出来はじめていると思います。ここからまた自分が変わっていける時期なのかなって」
今の自分にフィットする役を求めている
高畑「ちょっと滑稽(こっけい)なところが好きです。文学的じゃないというか。なんでそんなことやっちゃうかな、でも分かる分かるみたいな。
自分を大きく見せようとしてないし、かといって小さく見せようとしているわけでもない。原作はコミックですが、人が見える作品だと思います。私はここに登場する人物は、みんな好きですね。みんなが本当に頑張っているから好きです」
<取材・文・撮影/望月ふみ>
(C) 渡辺ペコ/講談社 (C) murmur Co., Ltd.
Prime Videoにて世界独占配信望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi


