Fashion

40代「“好きな服”が似合わない問題」にどう向き合う? 4年で大変身した40代ママ「骨格診断は無視してもいい」

診断と全く違う服でも「似合いますね」と言われる理由

――似合うものや似合わないものは、自分が一番知っているということですね。 marie「私自身も『似合う』にすごくとらわれた時期がありました。でも、年を重ねていく中で、似合う服の中に自分の好きな服がなくなってしまったんです。だから、似合わないけど、好きな服にチャレンジしてみよう! と思い切って方向を変えました。現在は、診断を無視して自分の好きな服を好きなように選んでいます。 診断とは全く異なる服を着ていても、『その服、似合いますね』って言ってもらえるので不思議ですよね。似合う服って、『診断結果に沿っている』っていうのも一つの要素だと思います。でも、他にも『自信を持って着ている』とか、『自分がいいと思っている』『今着ている服が好き』とか、いろんな要素があるんだと思います」 ――自分が「最高!」と思って着ているだけでも、醸し出す雰囲気が変わってきそうですね。 marie「ただ、私もたまにコーディネートの写真をSNSにあげると、『髪型は前の方が似合ってますよ』のようなコメントをいただくことがあります。客観的に見たら、診断に合った髪型のほうが、私の素材に合った100点満点の髪型になるのかもしれませんね。でも、『別に100点じゃなくてもよくない?』っていうのが私の考えです。 100点を狙いたい人は狙えばいいし、100点じゃなくても自分の好きな髪型をしてハッピーになりたい人は、自分の好きな髪型にすればいいんです。『似合う』の満点にとらわれないで、自分の好きなようにしていいと思います」 ======== 筆者は正直、骨格診断などの診断結果を「絶対的な正解」だと思っていました。だからこそ、素敵な着こなしのmarieさんが診断結果とは違うファッションをしていると知って、驚きました。“おしゃれに見える服”の軸は、「似合う・似合わない」だけでなく、「着ているとテンションが上がる」「この服が好き」など、気持ちの面も本当に重要ですね。 【前回記事】⇒“当たり障りのないお母さん”から別人に大変身。「おしゃれが楽しくない」を脱出した40代女性に“秘訣”を聞いてみたmarie】 ファッションマインドコンサルタント。「いくつになっても、自分の好きな服でいる!」をテーマに、無難な服を卒業して自分らしいファッションを楽しむ方法を伝える。 Instagram:@marie.138_ <取材・文/瀧戸詠未 写真提供/marie>
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB
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