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森香澄がベッドシーンに挑戦。刺激的な表現のウラで何を感じた?

 元テレビ東京アナウンサーで、あざとかわいい言動から「令和のあざと女王」とも称される森香澄さん(29)。フリー転身後の現在は、アナウンサーとしてだけでなく、モデルやタレント、俳優業と活動の幅を広げています。
森香澄

森香澄さん(29)

 配信がスタートした、大人たちの“情事と事情”が複雑に絡み合う群像劇のLeminoオリジナルドラマ『情事と事情』では、今を自由に生きたいと考えながら、実は不倫相手に振り回されてしまう女性を演じてベッドシーンにも挑戦。  活躍を続ける森さんに、話を聞きました。

ドロドロ群像劇に「演じるのが楽しみだった」

――タイトル通り大人の男女による『情事と事情』が入り乱れる作品ですが、森さんは登場から“情事”のシーンでインパクト大です。挑戦しがいのある役だったのでは。 森香澄さん(以下、森):オファーをいただいたときは、率直に嬉しかったですし、私が演じる玉木まりもは、ピアノを弾くシーンもあるので、そこから私の名前が浮かんでくださったのだろうと思うと、すごく嬉しかったです(※森さんは高校生までピアニストを目指していたほどの腕前)。  挑戦になるだろうというのは、台本からも感じましたが、役との年齢も離れていませんし、感情の変化にいたっては普通の女性だと感じたので、演じるのが楽しみという気持ちが大きかったです。
『情事と事情』より

『情事と事情』より

――実際に飛び込んでみていかがでしたか? 森:感情の変化は普通と言いましたが、ワンシーンの中での移り変わりが大きくありました。  最初は笑っていたけれど、だんだん怒ってきて、バッグを投げたあとに今度は自分自身をあざ笑い始めて、そのあと悲しくなる、みたいな。難しいけれど、やりがいがあると感じました。  あと、確かに絡みのあるシーンもありましたが、ふだんから現場の雰囲気が和(なご)やかでしたし、そういうシーンこそ、より和やかな感じでしたね。

刺激的なシーンも和やかに

――相手役の修を演じた金子ノブアキさんとも緊張なく? 森:金子さんがパンケーキを好きなんです。私も好きなので、「食べたいね」とそのお話をしていました。  それから撮影が夏だったので、扇風機を回しながら、「暑いね~」とよく言ってましたね。作品は結構ドロドロしてるんですけど、それに反比例するような和やかさでした。  実際の撮影では“紐パンを脱がす”といった、言葉にすると刺激的なシーンなどがありましたが、段取りが必要なことが多くて、しかも下品にならず、美しく撮りたいという監督の方向性をみんなで共有していたので、角度やタイミングだったり、かなりしっかりと打ち合わせや準備をして臨んでいました。
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愛は「求めなくてもくれる人」がいい
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