運がいい人に共通する「時間の使い方」…人生の質を格段に上げる時間術を専門家が解説
行動のスピードと回数がものをいう
3つ目は、「行動のスピードと回数」。これは、運をつかむ鍵です。自分の得意なことがまだ見つかっていなくても、直感に従い、まず行動してみることが重要です。たとえば「楽しそう」という感覚を信じて行動すれば、新しい道が開けることがあります。
素早い決断と行動は右脳を刺激し、チャンスを引き寄せます。孫正義さんの「ファーストチェス理論」では、短時間での判断と熟考の結果に大差はないとされ、迅速な決断が効果的と示されています。
また、「初志貫徹」が必要以上に頑なになっていないか見直し、柔軟な姿勢で軽快に動くことも大切です。
現代のスピード感に適応し、悩むよりも挑戦を優先することで、成功のチャンスが増えていきます。失敗を恐れず、まずは行動することが運を引き寄せる秘訣です。
<文/中島輝>中島輝
(なかしま・てる)作家/対人関係評論家/自己肯定感の第一人者/「自己肯定感アカデミー」代表。著書累計70万部。プロアスリート・経営者・俳優など1万5000人以上の心理カウンセリングを手掛ける自己肯定感の第一人者。独自の自己肯定感理論を構築し人材育成を行い、受講生は3万人を超える
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