次は、初めて使うときのセッティング方法。
といっても、パフ付きキャップをクルクルまわして取り外し、内蓋を外すだけ。難しい作業ではありませんが、開口部が広いので中身をこぼさないように注意すると安心かも。

内蓋を外したら、パフ付きキャップを再度しっかりと取り付ければ準備完了です。
容器を持ち運んで使いたい場合、バッグの中でパウダーがこぼれないようにするために内蓋をとっておくといいかもしれません。
次は、髪の分け目と額の生え際に使ってみた感想です。
「ヘアメイクパウダー」は、汗や水気などを拭きとった肌に使います。
使い方は、気になる部分に直接パフを押し当てて、パウダーをまぶすようにポンポンするだけと超簡単。

最初はパウダーが出にくいので、手の甲などに押し当てていきます。30回ほどポンポンすると、パフに色がついてきました。
髪色は8トーン、ブルーとグレーを入れて赤みを消している筆者がチョイスした02ライトブラウンは、アッシュブラウンっぽいパウダーのようです。

額の生え際・産毛部分が年々広がってきているのが気になっていたので、早速パウダーをのせていく……のですが、ポンポンしてもほとんど色がつきません。
ポンポンというよりはボフボフとしっかりめに押し当てていくと、地肌が薄っすらと茶色っぽくなりました。

思っていたよりもずっと薄づきで、正直物足りなさを感じましたが、顔まわりが濃すぎても不自然なのでこれで正解なのでしょう。
パウダー自体は粒子が細かくサラッとしていますが、塗布した部分を近くで見ても粉っぽさはありません。ポニーテールにすると前髪の両サイドに隙間ができて地肌が透けていたので、産毛の密度が高くなった感じで〇!
自然に見せるポイントは、産毛の範囲からはみ出さないこと。指先やメイクブラシで馴染ませることもできます。
頭頂部のつむじや髪の分け目の地肌っぽさは、毛が密集しているので大胆にボフボフ押し当てても失敗が少なそう。

ただ……ここでも薄づきな印象はぬぐえません。

左:before、右:after

青みがかった地肌が、ほんのり茶色に色づく程度の仕上がりです。一方で髪色との差はわずかですが、塗布した部分はグレー味が出ている感じ。
頭皮の青白さが目立つピシッとしたまとめ髪のシーンも、これなら自信が持てそう。