千鳥VSかまいたち「ポスト・ダウンタウン」はどっち？代打MCで見せた腕比べ、番組名を変えて引き継ぐべき後継者は
やはり、ダウンタウンの代わりはかまいたちと千鳥
今回、両コンビの代役MCぶりを見て感じたのは、ポスト・ダウンタウンは間違いなくかまいたちか千鳥だろうということだ。 かまいたちに関しては、濱家を中心にトークが潤滑に回る構成を作るのがうまく、千鳥は一緒にエピソードトークしながら、一体感を出すのが非常に上手。 『ダウンタウンDX』というフォーマットを使いながら、両コンビともに新しい笑いを生み出したのはさすがといえる。 甲乙つけがたい両コンビだが、筆者は千鳥のほうがダウンタウンの後継者に近いと感じた。
千鳥が番組名を変えて引き継いでも良いのでは？
かまいたちは、山内が空回りする場面があり、臨機応変にゲストのトークにあわせボケてツッコむスタイルに若干対応できていなかった。 その反面、千鳥は自分たちの世界観に番組を引き込み、2人を中心にトークが展開する場を作り出した。何でも自分たちの笑いに変えるセンスの良さはダウンタウンに通じるもので、『ダウンタウンDX』という歴史ある番組の代役で、あらためて証明される形になった。 正直、千鳥の代役MCをみて、番組名を変え『ダウンタウンDX』を引き継いで良いのではないかと思えるほど完璧だった。 今後、浜田は復帰予定だが、松本に関してテレビ復帰は未定なまま。ダウンタウンの代わりに、千鳥がテレビの王に君臨するべきなのではないかと、今回の『ダウンタウンDX』を見てあらためて感じさせてくれるMCぶりだったと言えよう。 ＜文／ゆるま小林＞
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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