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“Snow Manは犠牲者”『それスノ』パクリ疑惑で批判殺到! 安易な模倣が招いた問題の真相と番組制作の“本当の失敗”とは?

安易な模倣と誤った起用――炎上を呼んだ致命的判断

Snow Man①

画像:にしてつグループ プレスリリースより(PRTIMES)

問題点としてまず挙げられるのは、この新企画に関し許可が取られているのか不明な点だ。『トークサバイバー!』は人気が高い番組でファンも多く、パクリ疑惑が出て炎上することはスタッフも予測できたはずだ。 そして、この企画をSnow Manにやらせた点も問題だ。『トークサバイバー!』は、お笑い芸人を中心にさまざまなゲストが地上波で話せない暴露ネタを披露するのが売りの番組である。ドギツイ下ネタも多く、アンジャッシュの渡部建などはとんでもない暴露をして評価を上げた。 また、番組では面白くなければ即脱落というルールがあり、参加する芸人やタレントは次々と危険なトークを展開する。この結果、勝ち残るほどにゲストが極限の暴露ネタで自虐する姿を見るのが面白い構図となる。 一方で、今回の『それスノ』では、即脱落というルールもなく、面白くないトークでも許容される空気のまま2時間の放送が続いた。その結果、中途半端なトークが多くなり、メンバーは番組によって「滑らされる」ことになった。

被害者はSnow Man?責任を負わされたのは誰か

Snow Man②

画像:一般社団法人日本レコード協会 プレスリリースより(PRTIMES)

これは出演したSnow Manが悪いわけではなく、番組の構成と設定に問題があると考えられる。Snow Manはトップアイドルであり、ぶっちゃけトークができないなど、さまざまな制約があるタレントだ。 バラエティ番組に多く出演する向井康二は頑張って自虐トークを披露したが、大半がオチのない普通のトークに終わった。熱狂的なファン以外の視聴者からは、「トークがつまらない」という印象を抱かれただろう。 SNSでは「もっとスノを大事にして」「番組もメンバーもファンも誰も得してないやろこれ」という、メンバーを心配する声が見受けられる。今回の企画に関して無理な設定を押し付けられたSnow Manは、ある意味では犠牲者と言えるだろう。 ちなみに、Snow Manのメンバーはお題に対して、自分たちのイメージを守りながらも、なんとか最大限に面白くなるよう一生懸命トークを披露していた。自分たちの番組をなんとか盛り上げようとする必死な姿を見ると、なぜスタッフがきちんと企画を考えられなかったのか、残念な気持ちになる。 今回、一部のファンも懸念しているが、Snow Manの冠番組ということもあり、メンバーが悪く見られる可能性がある。それだけにスタッフはSnow Manに合った内容なのかどうか、今後慎重に考えて番組を制作するべきだろう。 <取材・文/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
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