Entertainment

覚醒した悠仁さまの“やんごとなきスター性”。スウェットから平安風まで着こなすポテンシャル/辛酸なめ子

ギャップ萌え感が激しかった成年式でのお姿

 NHKで放映された「成年式へ 素顔の悠仁さま」でも、「話してみると、お茶目みたいな。元気なほうで、けっこう感情を素直に表現するタイプ」と、実は陽キャだったエピソードが紹介されていました。「校庭で蹴鞠をしてるときに、『先祖の血が騒ぐ』」という、高度なインペリアルギャグも披露されたとか。  筑波大学にご入学されてからも、広いキャンパス内をヘルメットに自転車で走り回られたり、バドミントンサークルの練習のあとに「松屋」や「ガスト」でお食事され、ご学友と歓談されたり、といった活動的なお姿が伝えられています。  そのヘルメット姿からの変化とギャップ萌え感が激しかったのが、成年式での「燕尾纓(えんびのえい)」が付いた成年の冠姿です。ヘルメットから冠まで、スウェットから平安装束のような衣装まで、幅広く着こなせるポテンシャルを実感しました。よく見ると背が高くて細くてモデル体形でいらっしゃいます。  また、ここ最近はヘアスタイルもイメチェンされたようです。これまでは重めのボブスタイルだったのが、すっきりされて前髪を少し流され、令和の貴公子風に。重たげだった一重まぶたも、成長期で変化されたのか目力が増してこられています。  今までのもっさりされた雰囲気は実は策略で、段階的に魅力を出していって、成長を見守るうちに支持者が増加、という代理店的な狙いがあったのでは? と邪推してしまうほど。女性週刊誌の特集の見出しに悠仁さまが登場する回数も激増しています。

塩顔男子の世代交代への期待感

 そして宮内庁のインスタにも、成年式前後に悠仁さまの写真や動画が頻繁にアップされています。9/6の「悠仁親王成年式関係儀式行事」の写真の投稿には26.6万「いいね」もついていました。ここ最近の坂口健太郎のインスタの「いいね」数を超えそうな勢いです。  9/8の、伊勢神宮と神武天皇山陵(奈良県橿原市)をご参拝になった動画には、お手振りの映像が。笑顔でスピーディに手を振るお姿がかなりかわいくていらっしゃいます。この映像を見て「悠仁さま推し」になった方も多そうです。  参拝時のモーニング姿も決まっていました。このままご成長されたら、塩顔男子の代表的なイケメンの坂口健太郎と玉置玲央を足して割ったようなルックスになられるのでは? と拝察されます。塩顔男子の世代交代への期待感が。海外のロイヤルファンからも注目度が高まりそうです。  皇族なのでガードが最高に固くて恋愛スキャンダルはほとんど出ないと思われ、推し活動も安寧です。今は異性交遊よりトンボの研究に打ち込んでいらっしゃるストイックな悠仁さま。新たな塩顔プリンスの登場に、日本の未来の希望を託したいです。 <文/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ