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マイケル・ジャクソンの伝記映画、予告編がついに解禁。甥ジャファーの「不気味なほど叔父にそっくり」熱演に称賛の声

公開スケジュールがたびたび延期になったワケ

 映画の配給・公開スケジュールが2025年4月から10月、さらに2026年に延期された本作。Puckなどの現地メディアは、その理由は複数あったと伝えている。まずは法的な問題。 「アーティストとして、人間としてのマイケルについて、良いことも悪いことも醜いことも含めて描く」
 過去のインタビューでこう語っていたのは、本作でメガホンを取ったアントワーン・フークア監督。その言葉通り、本作では当初、彼の輝かしいキャリアだけでなく、1993年に浮上したマイケルの性的虐待疑惑に関しても描かれていたという。しかしこれが問題視されることになった。  当時13歳だったジョーディ・チャンドラー氏が、マイケルからの性的暴行を告発、提訴したことにより表面化した性的虐待疑惑。マイケルは同氏の訴えを否定※したが、結局は示談となり、巨額の和解金で決着した。(※ジョーディさんは後に自身の父親によって嘘の証言をさせられていたと告白している)  このとき双方で結んだ和解契約に、チャンドラー氏についてドラマ化・映像化することを禁じる条項があった。しかし、本作の制作陣がそれを把握しておらず、脚本・撮影・編集後にチャンドラー氏の描写が法的に問題があることが発覚。該当シーンは撮り直しを迫られることになったという。  さらに、コンサートやマイケルのパフォーマンス映像が多く盛り込まれ、映像が4時間に迫る長尺になったことで、その調整も必要だったとされる。米エンタメ誌『ハリウッド・リポーター』は、「まだ正式な発表はないものの、2部作になる可能性が浮上している」と伝えている。  度重なる延期を経て、映画『Michael』は2026年4月24日に全米公開予定。日本公開も2026年6月に決定した。   <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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