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「後光とはこのことか…」天皇陛下との初対面に衝撃→天皇スポットめぐりを続ける男性が感じる“ご利益”とは

一生かかっても回りきれない「天皇スポット」

 知られざる名所といえば、前にミサンザイさんがおっしゃっていた天皇家の胞衣塚(えなづか)というのも気になります。 「天皇の胞衣(胎盤・へその緒)が埋められたと伝えられる場所は各地にあって、胞衣塚を巡ったこともあります。神社の境内の松の木の下に石碑が立っていて、『御胞衣埋納所』と書かれていることがあります。大正天皇と昭和天皇くらいまで記録は残っていますが、八王子の某所に、今の皇族方の胞衣塚を見つけた人もいます」  天皇家の胞衣を吸収した樹木とその一帯もパワースポット化しそうです。 「天皇関係で調べると無限にテーマが出てきます。一生かかっても回りきれません。そう思うと良い研究テーマに出会えたという感じがしますね。天皇家には末長く続いてほしい、そればかりです」  と、天皇家の安寧を心から願うミサンザイさん。お話を聞いて、もし日本に天皇陛下がいなかったら、これらの伝承や名所も存在せず、日本という国の歴史や文化がずいぶん寂しいものになっていたかもしれない、と思いました。  ミサンザイさんのディープな研究が天皇家にも認められ、いつか園遊会にご招待されるまで応援して参ります。 「そんなことになったらその場で血の気が引くと思います。庶民は遠くから見ているのが一番です」と、奥ゆかしいミサンザイさん。天皇について研究すると、庶民との違いを痛感し、人はますます謙虚になるのかもしれません。 <文・イラスト/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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