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「実名でもイニシャルでも炎上」あのちゃん、サバンナ高橋の事例に見る、“誰も得しない暴露ノリ”の限界

芸人のCM降板危機、誰も得をしない状態

 今回の件同様、「誰かを悪く言う」というノリが物議をかもすケースは珍しくない。先日、中山功太がインターネット番組内で「10年くらい、(自分が)ずっといじめられていた先輩がいる」と発言したことをきっかけに、元お笑いコンビ「りあるキッズ」の長田融季が、サバンナ・高橋茂雄こそがその先輩であると明かし、高橋はSNSで大きなバッシングを受けた。
サバンナの八木真澄と高橋茂雄

サバンナの八木真澄(左)と高橋茂雄(右)(画像:PR TIMESより)

 結果的に、高橋は好感度を大きく落としただけではなく、自身が出演するCMの降板まで検討される状況に陥った。もちろん、高橋の過去の言動に原因があるのかもしれない。しかし、中山自身に「高橋を陥れたい」という意図があったわけではなく、「番組を盛り上げたい」というサービス精神が背景にあった可能性が高い。しかし、意図せず騒動が拡大した形となった。  あのの件にせよ、中山功太の件にせよ、最終的に誰も得をしておらず、“Win-Win”ならぬ“Lose-Lose”の状態になっている。そう考えると、暴露したり暴露させたりするノリは、SNS時代には相性が悪すぎるように思う。  一応、暴露する側と暴露された側に一定の関係性や合意があれば、成立するケースもある。むしろ暴露された側としても「おいしい」はずだ。とはいえ、それは“予定調和”でしかなく、面白さも新鮮さもない。視聴者をゲンナリさせるだけだ。やはり、制作側も演者側も、このノリをそろそろ見直す時期に来ているのかもしれない。 <文/浅村サルディ>
浅村サルディ
芸能ネタ、炎上ネタが主食。好きなホルモンはマキシマム ザ ホルモン。
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