筆者が現在行っているのは、ほうれい線そのものを隠すのではなく、
影をやわらげて印象を弱めるメイクです。
化粧下地とファンデーションはできるだけ薄く仕上げます。このとき選ぶベースメイクは自然なツヤと明るさが出るものを選ぶと、ほうれい線カバーの土台として役立ちます。
そのうえで、ストレッチ性があり、表情の動きにフィットしやすいコンシーラーを使用します。色は肌のトーンに近いものを選び、パールなど輝きのあるものを避けるのがおすすめです。
塗る場所も重要です。ほうれい線をそのままなぞるのではなく、ほうれい線の始まりである小鼻の横にある影を明るく整えます。その後ほうれい線に対して垂直になるように短い線を数本入れ、ブラシでなじませます。すると、線そのものを消すというより、影がぼけて自然に目立ちにくくなります。
仕上げにフェイスパウダーを薄く重ねると、コンシーラーが密着しやすくなります。ただし、つけすぎは禁物です。パウダーが多すぎると乾燥感が出て、時間の経過とともにひび割れるなどしてかえってほうれい線が目立つことがあるからです。
ブラシでごく薄く重ねる程度で十分です。ほうれい線を隠すメイクは、「線を消そう」とするほど不自然になりやすいからです。
【実践】筆者が実際に行っているほうれい線カバーメイク
筆者が現在行っているほうれい線カバーメイクを紹介します。
<使用アイテム>

・コンシーラー
セザンヌ 「ストレッチカバーコンシーラー 10 ライト系」660円(税込)
・パール感を抑えたフェイスパウダー
セザンヌ 「トーンフィルターハイライト 01 フィルターベージュ」693円(税込)
【ほうれい線カバーメイクのやり方】
ファンデーションがパウダリーの場合は、コンシーラーの後に、それ以外はコンシーラーの前に使用するのが基本的な手順です。
① 化粧下地とファンデーションはできるだけ薄く仕上げます。
② 小鼻の横にできる影をコンシーラーで補正します。その後、ほうれい線に沿って線を引くのではなく、ほうれい線に対して垂直になるように短い線を数本入れます。
③ コンシーラーをのせた後は、ブラシでなじませます。
④ 最後にフェイスパウダーをブラシでサッと重ねて完成です。

化粧下地やファンデーションは薄く、コンシーラーは適材適所に使うこと。そんな引き算の発想が、40代のほうれい線メイクには必要です。コンシーラーも使用量が多くならないように気をつけましょう。
<文・写真/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:
@sachikoendo_