Lifestyle

座る時間を減らす・食前に水を飲むだけ。「意志に頼らない」仕組みで続けられる科学的ダイエット

食卓に座る前に、コップ1杯の水を

 プロテインなどの置き換え食品、糖質カットのサプリメント、等々。日々更新されていくダイエットですが、実は一番手っ取り早いのは、水を飲むことだといいます。 〈食前にコップ1杯の水で“先”に満腹。世界一簡単で安い方法〉  それだけで? と疑うなかれ。〈水は0カロリーながら胃の中でしっかりかさを取るため、食事が始まる前にすでに「少し満たされた」状態が作られます〉。完全な空腹状態が少しやわらぐ、といった状態になるのです。研究結果でも〈食前に水を飲んだ場合の1食の摂取カロリーは、飲まない場合より約43kcal少ないことが確認されています〉。 水を飲む コスパもタイパも抜群、やらない手はありません。コツは〈食卓につく前にコップ1杯(200~250ml)。「食卓に座る前に飲む」という順番を固定するのが習慣化のコツです〉。座ってから飲もうとすると、つい忘れてそのまま食べてしまう可能性があるから、と本書。人の意志というのは、それほど曖昧なのです。

ジムに通わなくても、「立つ」だけでいい

 ダイエットには運動が不可欠。自宅での自重トレーニングや筋トレ、ジム通い? もともと運動好きな方ならまだしも、時間の余裕がない私たちには難しい。だったら、日常生活で何とかならないか、と思ってしまいますよね。  はい、なります。 〈「立つ」か「座る」か。それだけでも体重に影響は出る〉  研究結果によると、〈肥満の人はやせている人より、1日平均2時間以上多く座っていたことがわかりました〉。逆に言えば、やせている人は普段から何気なく体を動かしていた、ということなのです。  肥満の人がやせている人と同じ姿勢や動作パターンを採用すれば、〈1日あたり最大350kcalを追加消費できると研究チームは推計しています〉。これもチリツモ効果ですよね。  

できることから積み上げて、新たな自分へ

 ダイエットに必要なのは、食事と運動だけではありません。メンタルやホルモン、睡眠や入浴、生活習慣など、複合的な要素が絡まって成功に導くのです。しかも、ダイエットは何度も挑戦するのではなく、健康的な心身を作って定着させるもの。  意志力は役に立たず、失敗が当然といった前提で書かれているので、それぞれの習慣は取り入れやすく、ハードルも低いのが特徴です。ひとつずつ実践していけば、健やかな未来の自分に、必ず会えるはずです。 <文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ