――どんな場面で感じたのでしょうか?
はる。:子供たちに「Aちゃんのママってなんかちょっと派手やんな」「うちのママはこんな色の服着ない」と言われたことがあって。心配しすぎなのかもしれませんが、子供同士の友達関係にも影響してしまうかもという不安がありました。
それでリネンのワンピースとか、ボーダーTシャツとかを着て、靴はビルケンシュトックの花柄を履く。そんなナチュラル系のファッションを中学校ぐらいまで続けていました。

「ママ友」の視線を意識していた頃
――それ以降は、変化があったんですね。
はる。:高校になると親同士の付き合いが減るし、TPOなど学校行事も減っていきますから。あと、子供が美術系の高校に行ったことも大きかった。子供も親もちょっと個性的な人が多くて。そこから徐々に昔の派手さを少しずつ取り戻していきました。
――ナチュラル系に徹していた時期は、内心どういう気持ちだったんですか?
はる。:それが、ナチュラル系も意外と楽しんでいたところがあって。その界隈で1番おしゃれになってやろう! という気持ちでいました。ママ友から「その服めっちゃ可愛い、どこで買ったん?」って聞かれることが目標でしたね。
――どんな状況であっても個性を取り入れ、楽しむスタイルなのですね。「ママ友になじまなきゃ」「おばさんの服装をしなきゃ」と悩む人にはどう声をかけますか?
はる。:「おばさんの服装」ってなに!?(笑)二の腕を出さないとか? 私、今日出してるけど(笑)。
でも、そう思い込んでしまう人にはいつも「自分に呪いをかけないでね」って伝えています。自分でがんじがらめになってしまっている人が多いから、もうそんなことしなくていいよって。誰かに迷惑をかけているわけじゃないし。

ただ、TPO的に周りに馴染まないといけない場面もあるかもしれません。でもその関係がいつまでも続くわけじゃない。関係が終わった時や1人でお出かけする時は、思いきり好きな服を着て楽しんでほしいなと思います。
<取材・文/そらこ、写真提供/はる。さん>
そらこ
フリーランス編集者・ライター。コミック系出版社の編集を経てフリーに。現在はWEBメディアを中心に女性向けライフスタイルやエンタメなど幅広いジャンルで活動中。「動物愛護社会化検定 基礎級」取得