Lifestyle
Human

シニアは「上質で丁寧な服」じゃなきゃダメ? 63歳“ド派手”女性に聞く、介護や仕事でしんどい時でも“ご機嫌に生きる”コツ

91歳の母とは、介護で仲が深まった

――ご両親との関係性に変化はありましたか? はる。:父が亡くなり、91歳でストーマ(人工膀胱)を使用している母のもとへ週1回通っているんですが、昔より話すようになりました。2人で向かい合う時間ができて、以前は聞けなかったことを話したり、父との惚気話を聞かされたり。それが楽しくて。
親に反対されていた「服飾専門学校」時代のはる。さん

親に反対されていた「服飾専門学校」時代のはる。さん

介護はいつか必ず訪れるものと思っていたからか、今のところ苦労と感じたことはありません。 ただ、もし介護でしんどい思いをしている人がいたら、1人で抱え込まないでって伝えたいです。子供だから介護しないといけないわけではないですから、プロに任せてもいい。その代わり、今できる限りのことはしようと思っています。 ――介護や子育てなど様々な経験をされていますが、いつも明るく乗り越えていますね。 はる。:なんでも面白がってしまうんですよ。私、ありがたいことに“アンチ”がほとんどいなくて。 1ヶ月に1回ぐらい「きっしょ」みたいなコメントが来ることもあるんですけど、そういう時も面白くなって「きっしょやってー!(笑)」って、笑っちゃうんです。 ――落ち込んだ時はカラフルな服を着ることで気分が上がったり? はる。:あんまり落ち込まへんからなあ(笑)。でも例えばですけど、仕事で失敗して落ち込んでしまっても、帰りに可愛い洋服とか小物を見つけると「可愛い!」ってテンションが上がりますよね。 カラフルで好きな服を着ていると自分がご機嫌になるので、気分が乗らない服は着ないようにしています。「好き」を身に着けることが1番いいと思うんです。

ファッションのお手本は同世代じゃなくいい

――シニア世代になってから派手ファッションをしてみたい、という人にアドバイスするとしたら? はる。:いきなり全身揃えるのは大変だと思うので、靴やカバンなどの小物から冒険してみることをおススメしています。あとは「こうなりたい」という目標になる人を見つけること。私が大好きで参考にしているYouTuberのあさぎーにょさんは30代。お手本にする人は必ずしも同世代じゃなくてもいいんです。 はる。さん――「若い人を真似するのはみっともないのでは…」と躊躇してしまう人には。 はる。:誰かに迷惑をかけているわけじゃないし、気にしなくていいと思うけどな。ただ、私注意していることはあって、「胸やけするようなファッションはしない」と決めています。着たい服を全部着てしまうのは避けて、“引き算”も考える。何回も何回も鏡を見て、下品にならないように気を付けています。
次のページ 
60代の“青文字系”雑誌を作ってみたい理由
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ