ショートヘアで「うるせぇんだよ!」と怒鳴る医師役。松岡茉優(31)がNetflix『ダウンタイム』で挑んだ“かわいい”からの脱却
美容整形業界を舞台に、医療ミスの隠蔽や整形依存など業界の光と闇を描いたドラマ『ダウンタイム』が9月17日にNetflixで配信スタートしました。
松岡茉優さん(31)が主演を務め、仲里依紗さんや間宮祥太郎さん、田中みな実さん、安達祐実さん、研ナオコさんなど豪華キャストが脇を固め、美容外科医や患者のリアルっぷりが早速話題に。そうした中でSNS等で絶賛されているのが、これまでのかわいらしいイメージとは一転して、中性的で精悍な雰囲気を漂わせている松岡茉優さんのビジュアルと演技力です。
『ダウンタイム』で松岡さんが演じるのは、天才的なオペ技術を持つ形成外科医・沼田文。大学病院を辞め、家族が抱えた巨額の借金を返済するため、それまで否定的に見ていた美容医療の世界へ飛び込みます。
ボーイッシュなファッションでタバコを吸い、「うるせぇんだよ!」などと荒々しい口調で患者や同僚にも容赦なく食ってかかる文。美容整形をめぐって感情を爆発させ、大声で怒りをぶつけるシーンもあり、これまでの可愛らしく繊細な松岡さんが演じてきた役とはあまりにも異なる雰囲気です。
また劇中では、手術中はマスク越しですが、何かを訴えているときは虚ろだったり強い怒りを伝えるときの目力だったり、さらには涙を流すシーンでは瞬きをほとんどしないなど目だけで魅せる演技も圧巻。セリフ回しでは「『人中短縮』の言い方がマジの美容外科医」と、美容界隈からもそのリアルすぎる演技に感嘆の声が寄せられています。
SNSでもビジュアルと演技力に対して、「メロい」「演技がとんでもなく上手い」「アップのシーンが多くて肌のキレイさと顔の美しさを初めて知った」など、従来とは違う魅力に反応する声が続出している様子です。
『ダウンタイム』では、髪を大胆に短くし、甘さを抑えた衣装に身を包むことで、顔立ちの可愛らしさよりも目力やショートカットが映える輪郭に目がいく松岡さん。荒っぽい話し方や堂々とした立ち居振る舞いまで加わることで、これまであまり前面に出ていなかった“さっぱりとしたかっこよさ”が全面に出ているのです。
31歳になった現在も若々しいルックスを保ちながら、それをあえて「かわいい女性」の役に使わない。そのギャップも今回の役が新鮮に映る理由なのでしょう。
松岡さんといえば朝ドラ『あまちゃん』(NHK)で広く知られるようになりましたが、実は8歳から芸能活動を始めた子役出身のベテラン。『あまちゃん』以前からキャリアを積み、映画では『勝手にふるえてろ』、『万引き家族』、『蜜蜂と遠雷』など、癖のある人物からシリアスな役まで演じてきました。
以前から演技力には定評のある松岡さんでしたが、ボブ~セミロングほどの髪型だったことや小柄で童顔寄りの顔立ち、さらには『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ)でのMC、ハロプロファンであることなど元気で可愛らしいイメージが強かったでしょう。
だからこそ『ダウンタイム』で見せる怒鳴り声や低音ボイスの乱暴な口調にも、ただ“怖い女性”になるだけではなく、文が抱える葛藤や不器用さを滲みだす演技の妙が際立っていました。「こんな松岡茉優は見たことがない」とこれまでのギャップを出しつつも、20年以上積み重ねてきた演技経験で作品に厚みを持たせる。大胆なイメージチェンジを成立させているのは、子役時代から培ってきた確かな技術なのだと思わせてくれます。
こんな松岡茉優見たことない!
8歳から芸能界。実は20年以上のキャリア
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