――それが長い年月を経て、こうして今カタチになるということも素敵なことですよね。
武田:そうですね。改めて出せて良かったということと、あとは写真集を出せるように、出すために何かをしてきたわけじゃないけれど、振り返ったら写真集を出せる準備ができいたように思います。
仮に写真集を出すことがなかったとして、バレエのように同じことを日々やっていてよかったなと。どんなに頑張ったとて(ボディメイクは)一年でどうにかなるものでもないので、積み重ね、継続は力なりでよかったなと思います。
――そのモチベ-ションはどこにあったのですか?
武田:趣味や健康ですね。自分の中で老けたくない、変わりたくないという意思が人間として強いので、たまたまそれが写真集につながったということだと思うんです。なので、このモチベーションがあってよかったなと。これからもこれで続けていこうと思っているんですけどね。
――アンチエイジングにこだわりがあったわけですね。
武田:そうですね。歳は取りたくないですね(笑)。年齢は仕方がないので、一日、一時間、歳は取っていくけれど、でもそれは数でしかないと思っているんです。特にアメリカにいるとそう思います。
人間ドックで眼球とか調べると、目は「年相応ですね」とか言われますけど(笑)。出来る限り、肌艶だったり体力的なものを若くいたいなと思うので、若い人たちと同じように踊り、20歳くらいの人と同じようなことができるように。話す会話も年寄りじみたことは言いたくないですね。
――来たる60代を前に将来像などは考えますか?
武田:あと2年くらいで60歳になりますが、昔20代の頃、60歳ってわたし生きているかなと、すごい上の年齢のように思っていましたけどね。でも、自分もその年齢になっていくと、年齢はしょせんナンバーでしかないから、嘘をつくこともないんです。特に日本はニュースになると、武田久美子〇〇歳って出ますし、これは仕方がない。隠すつもりもない。
だからといって60歳だからこれはダメ、これをしなければいけないとうことはないと思うんです。サンディエゴという明るいところに住んでいると、自分の性に合っていれば何でもOKではないかなと思うんです。どんな60歳でも似合うなら着たいものを着ればいいし、メイクも似合うならすればいいと思うんですよね。
そのスタンスは60歳になっても、65歳になっても変わらない。で、それをできるためには、ヘルシーでなければいけないなと。一番大事なことだと思うので、バランスの取れた食事を取るなど、食べるものにも気をつけています。
<取材・文/トキタタカシ>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、
インスタグラムにて写真レポートを行うことも。