「私も家事はそんなに得意じゃないけれど、簡単な料理ぐらいはやります。男性の『料理しない』って、本当に何もしないんですね」
婚活の相談をしていると、一人暮らしなのに炊飯器も鍋も持っていない男性に、そこそこ遭遇します。外食だけで生活している人もいれば、パックご飯やお惣菜で済ませている人もいます。

女性が「料理が苦手」と言う場合、簡単な料理なら作れるけれど凝った料理はしないという意味で言っていることが多いと感じますが、一方で「料理が苦手」という男性の中には、鍋や炊飯器すら持っていなくて本当に料理時間ゼロという人もいるのです。
今、婚活しているアラサー・アラフォー世代の中には、「母親が専業主婦だった」という家庭で育った人も少なくありません。
家のことは母親がやり、父親が家事をする姿をほとんど見たことがない。そんな家庭で育つと、それが「普通の夫婦の役割分担」だと思ったまま大人になることがあります。
当時はそれが「普通」だったのでしょう。
問題は、共働きが当たり前になった現在の結婚生活に、そのまま昔の家庭モデルを持ち込んでしまうことです。
「言われれば家事をやる」という男性もいるでしょう。しかし、家の中で妻が一つ一つ指示を出さなければ動かない夫は、結局、妻の負担が大きくなります。
「洗濯機が終わったらすぐ出して干して」と毎回言わなければ動かないなら、家事の「管理」を女性が担うことになるからです。
もう、男性が仕事だけしていれば結婚できる時代ではありません。女性の側は、今の家事スキルがゼロの男性であっても、結婚後に変わる可能性があるか見極めたいものです。
(※個人が特定されないよう脚色してあります)
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<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活アドバイザー、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt