
もちろん、家のきれいさは人それぞれ。仕事も生活スタイルも違うし、家族構成によっても事情は異なります。わが家にはゴールデンレトリバーのリリーちゃんがいるので床をつるつるぴかぴかに磨き上げることはできませんし、どうしたって毛との戦いになります。
ロボット掃除機が普段掃除してくれる場所はいいとして、階段の隅や家具の陰など、手が届きにくい場所には、いつの間にか毛とほこりがたまっているのが当たり前。
それでも、わが家はそこそこ片付いているつもりだったのですが。犬がいるからこそ、床に物を置かない意識もある。
ただ、私は目が壊滅的に悪いのが難点。ほこりが見えていないのよ……なんて言い訳しつつ、今回のお宅訪問、あまりの美しさにびっくりを通り越して若干ショックすら受けたというのが本音。
いつ誰が来ても、慌てずに「どうぞ」と言える。そんな住まいは、単に見栄えがいいというだけではないでしょう。毎日目にする景色が整っていることは、暮らしの満足度向上にもつながるでしょうし、なにより強くあこがれます。
ということで、すっかりひと様のお宅の清浄具合に感化された私。先週末、我が家にお客さんを招く機会に合わせて、大掃除を企てました。
これはもう、やるしかない。
出しっぱなしの書類は引き出しへ、階段にたまったほこりを見逃さぬようしっかりと眼鏡をかけて作業。朝から上を下への大騒動。シンクの汚れがなかなか落ちない! お客さん用のタオルはどこだっけなどとてんやわんやしていたら……。
なぜかこういう非日常ムードになるとそわそわし始める愛犬。本当にこれはなんらかの才能ではないかと感じざるを得ないのですが、なんと普段はそんなことしないのにカーペットに盛大に粗相をしたのです……。
なぜ! このタイミング!
せめてピッカピカのシンクをお客様に見ていただきたいなんて夢見ていたのもつかのま。結局は来客直前に愛犬の体をきれいにしたり、カーペットの大掃除をしたりと大わらわ。当の愛犬は元気にケロリとしていましたが。
テレビにたまったほこりなどもそのままにお客さんは到着。ああ……恥ずかしい。
今回は「急な来客」でもなかったはずなのに、結局家をピカピカにすることもできず無念。もう少し頑張りたかった。