土曜の朝8時に「遊ぼう、家入れて!」息子の友達の非常識な言動に限界。“出禁”を決めた母の葛藤
小学生になると、放課後に友達の家に遊びに行く機会が増えるもの。子ども同士が仲良く遊ぶのはうれしい一方で、「それはちょっと……」と自宅に来た友達の言動に戸惑ったことがある人もいるのではないでしょうか。相手は子どもだからこそ強く言いづらく、対応に悩んでしまうこともあります。
今回話を聞いたのは、息子のある友達を自宅に招くのをやめたという希美さん(仮名・40代)。いったい何があったのでしょうか。

「息子が小学5年生になってから、放課後に友達の家へ遊びに行ったり、友達が我が家へ来たりする機会が増えました。息子には『親がいない家には行かないこと』 『私がいないときに友達を自宅に呼ばないこと』を普段から伝えていて、私が在宅している日は友達が数人集まることもありました。
いつも遊んでいたのは息子を含めて5人ほど。それぞれの親御さんのことはある程度は知っていたので、当初はそれほど心配していませんでした」
しばらくは子どもたちが遊ぶ様子を見守っていただけだった希美さん。しかし、ある友達の言動をきっかけに違和感を覚えるようになったといいます。
「最初に『どうなんだろう……』と思ったのは、お友達の一人である彰人くん(仮名)の行動でした。当時流行していたカップ麺『みそきん』を持ってきて、息子に『お湯ちょうだい』と言ったんです。息子も『うちで食べるの?』と驚いていましたが、事情を聞いて私がお湯を入れてあげました」
流行の商品を見せたかっただけなのかもしれないと、希美さんは振り返ります。ただ、悪気がないとはいえ、友達の家で食べるためにカップ麺を持参し、お湯まで用意してもらおうとする発想に、戸惑いを覚えたそうです。

「よく遊びに来る4人のうち、彰人くんだけはいつもお菓子や飲み物を持ってきませんでした。もちろん、遊びに来た子たちにはお菓子やジュースを出していました。しかし、彰人くんはいつも『おなか減った』『喉乾いた』と口にしていて。心の中で、『せめて水筒くらい持ってきたらいいのに』と思っていました」
モヤモヤした気持ちを抱えつつ彰人くんを受け入れていたところ、さらに衝撃な出来事があったといいます。
「ある日、彰人くんが『ほかに食べるものない?』と聞いてきたそうなんです。息子が『ないって!さっきお菓子食べたじゃん』と返したところ、『じゃあ俺買ってくるわ』と買い物に行ったそうで……」
そのやり取りを見ていなかった希美さんは、しばらくして彰人くんがいないことに気がつきました。
「『あれ、彰人くんは?』と聞くと、『お腹減ったって買い物に行った』と言われたんです。その行動にも驚いたのですが……」
買い物から帰宅した彰人くんの様子を見て、さらに驚かされたそうです。
「玄関を開けて『ただいまー!』と自分の家のように入ってきたんです。私は『勝手に外に出たらダメだよ。自分の家じゃないんだからね!』と伝えました。
しかし、そんな注意もあまり響いておらず、買ってきたお弁当やホットスナックを、我が家のテーブルで食べ始めたんです。息子やほかのお友達も驚いていましたし、私も『さすがにそれは違うのでは……』と感じました。食べ終わった後のゴミもそのままだったため、『ゴミはちゃんと捨ててね』と声をかけましたが、正直ゴミをうちに捨てて帰ることにもモヤモヤしました」
カップ麺の一件だけであれば気にならなかったかもしれません。しかし、こうした出来事が重なるうちに、希美さんの違和感は少しずつ大きくなっていったといいます。
カップ麺を持参し、「お湯ちょうだい」

「腹減った」「喉乾いた」が口癖の友達

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