更新日:2026.11.06 09:46
Entertainment

指原莉乃や加藤浩次に批判殺到。10年前のバラエティが今になって叩かれる本当の理由

今のエンタメが、2036年に叩かれる可能性

 さて、本題はここから。 ≪“過去”にギリギリセーフだった言動が、“現在”の価値観で“現在”の当人が叩かれる≫  この現象はバラエティ番組などで長年活躍している芸能人たちからすれば怖ろしいことでしょうが、彼らが本当に危惧すべき恐怖は下記の現象のほうではないでしょうか? ≪“現在”はギリギリセーフな言動が、“未来”の価値観で“未来”の当人が叩かれる≫  2026年には許容されている笑いが、2036年ではタブー視されていることがあるかもしれない。それだけならばいいのですが、2026年の映像を2036年に切り抜かれて、2036年の本人が叩かれるかもしれないということなのです。
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未来は、容姿についての発言が一切NGかも

 たとえば現在のテレビ番組で、誉め言葉として共演者に対して「おきれいですね」「いつまでもお若い」「色っぽい」なんて語りかけても問題にはならないでしょう。  しかし、極論かもしれませんが、もしかすると10年後にそれらの発言は完全にセクハラだと認定されて、未来で叩かれる可能性もゼロではありません。  また、「僕はダメ人間でどんどん太っちゃって」「私は目が細くて地味顔なのがイヤだ」といった自虐発言も、現在は、自分に向けて言っている分には、別に問題視されないでしょう(特別な文脈でない限りは)。  しかし、10年後には自身に向けた発言であっても、ルッキズムや人種差別を助長するといった理由で、容姿に関する発言全般がNGになっているかもしれず、未来の自分がバッシングされるかもしれません。  

未来のリスクに気づいたら、発言を躊躇する?

 過去の映像が現在炎上する現象を、いまの視点だけで考えるのではなく、“現在は未来から見た過去”だと考えると“真の怖さ”が見えてくるのです。  現在の言動が未来で炎上して、未来の自分が叩かれるリスクまで考えを巡らせないといけない――これが、いま活躍している芸能人たちが警戒すべきことなのでしょう。その恐怖に気付いた人たちは、現在はセーフとされている発言も、もう躊躇するようになっているかもしれません。 <文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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