愛犬を幸せにする「犬の飼い主検定」を受けてみた【後編】

 「犬の飼い主検定」を知っていますか? 主催するNPO法人HAPPの公式HPによると、「犬と幸せに暮らすため、必要な知識をつけてもらう検定」。犬好きの記者がこの検定を発見し、実際に受験してみました!

⇒前編はコチラ

「子犬のベッドはどこに置く?」etc.易しい100問



やってみた, ペット, 犬, 資格, 雑学 迎えた2013年6月15日(土曜)。受験のために訪れた東京会場はお茶の水女子大学(会場は全国4か所)。校門では2匹の猫が毛づくろいしながら出迎えてくれて、試験前から癒されました……。

 会場に集まった受験者は約50人ほどで、男女比率は女性のほうが多め。当初、専門職の人や犬好きな主婦が多いのかな? と予想していましたが、年齢層は本当に幅広かったです。学生と思しき若者グループから、スタイリッシュなアラサー女性、父・母・娘・息子の家族連れも目立っていました。

 AM10:00、試験開始。ここで当日出題された問題を一部ご紹介します。

☆子犬が安心して休める寝場所は家のどこに用意するのがよいでしょうか?

☆盲導犬の頭数は約1,000頭でした。では介助犬の稼働頭数は何頭でしょうか?

☆子どもたちが犬と接するときの注意点に関して、適切でないものをひとつ選びなさい。

☆高齢犬の過ごしやすい住環境づくりに関して、適切でないものをひとつ選びなさい。

☆犬が食べると中毒を起こし、溶血性貧血を起こす可能性がある食べ物はどれですか?


 こんな感じの問題が100問続きます。100問というと大変そうに聞こえますが、マークシート方式の4択ですし、時間も90分間あるので、焦らずゆっくり解くことができました。問題内容もそう難しいものではありません。専門知識が問われる設問もありますが、テキストを読んでいれば問題ナシというレベルでした。

 余談ですが、タレントの矢沢心さんや元AKB&SDNの小原春香さんも過去に受験し、合格したそうです。

合格よりも“愛犬のため”に学びたい



 ただし、この検定は簡単で手軽に受験可能な反面、仕事に直結するような資格試験ではないことも事実。ほかの受験者はどういった目的で試験を受けたのでしょうか? 同会場にいた医療事務の女性(34歳)に話を聞いてみました。

「動物関連の職業に就くということは考えていません」とキッパリ。ではなぜ受験を?

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「猫の飼い主検定」は、ないの・・・・。「動物愛護社会化検定 専門級」は猫のことも学ぶ

「正しいしつけやケアを学びたくて。愛犬に疾患があって動物病院にかかっているため、どう接すればいいのか、獣医さんにどう話せばいいのかを知りたかったんです」

 検定合格はあくまで“おまけ”で、目的はテキストで学ぶこと。専門職に就くという目的の検定ではない分、純粋な気持ちで臨む人が多いのかもしれません。「今後は、この検定で自分が得た知識を家族に共有できればいいなと思っています。機会があれば家族全員にも受験してほしいですね」

 同感です! 3人に1人がペットを飼っているといわれるなか、自信を持って正しいしつけやケアをしていると言える飼い主はどれぐらいいるでしょうか?

 検定は毎年2回の開催を予定されているとのこと。また、同団体では上級者向けの検定「動物愛護社会化検定 専門級」もあるので、もっと知識を高めたい人・犬以外のことも学びたいとはこちらもチェックしてみましょう。 <TEXT/志賀むつみ>

●特定非営利活動法人 HAPP(動物愛護社会化推進協会)公式ホームページ
http://www.happ.or.jp/index.html

【志賀むつみ】
ライター。某アニメ・コミック系出版社の編集を経てフリーに。動物をこよなく愛し、夢はペットと世界一周。




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