エロスがめざめる習い事、人気のベリーダンスをやってみた
ダンスのなかでも比類なき妖艶さを誇るベリーダンス。
前回に続き、東京ダンスヴィレッジ(池袋)の体験教室レポートです(20~30代女性の初心者が多い同教室で、ベリーダンス教室は一番人気だとか)。
身体の使い方や魅せ方などをおそわるごとに、自分の中の女性美が目覚めていく気さえします。
衣装を筆頭に、小道具だって素敵。天女の羽衣のようなシルクベール、扇にシルクの布をつけたシルクファンベール、ゴールドやシルバーのフィンガーシンバル、等々。
衣装や小物にこだわるには、それなりの技術が必要ですが、着飾って踊れるならそれも励みになるもの。女性には誰にでも変身願望があります。レッスンスタジオで、はたまたステージ上で、心置きなく変身できてしまうベリーダンス。
レッスン後半は上半身の動きを習い、実際に踊ってみました。
①チェストサークル
腰と頭を動かさずに身体の軸を中心として胸を回していきます。腰に手をおき、胸だけ徐々に前、右、後ろ、左、と動かしていきます。
②スネークアームズ
右腕から。手のひらを内側に肩→肘→手首と角度をつけていく。手の甲で壁を撫で上げるようにゆっくりと腕を上げる。腕を上げきった時に手のひらは外側に。
手のひらで壁を撫で下げるように腕を下ろす(左腕も同様)。
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=552951
下半身2種類、上半身2種類の動きをご紹介しましたが、たった4種類とあなどるなかれ。この動作の応用で、曲に合わせて踊ることができるのです。エキゾチックな曲は意外にスローテンポで、初めてでも躊躇なくリズムに乗れます。
ヒップスカーフを身に着けてステップを踏んでいると、なんだかワクワクしてくるから不思議。鏡に映る私、けっこうイケてない?
「恥ずかしがってないで。女っぷりを惜しみなく出すのよ!」
という講師の愛ある喝に促され、必死に腰を振る生徒達。レッスン前よりも、皆さん明らかに美しくなってます。もちろん私・森と相棒・尾山も! これって、並の婚活や恋活よりも効果あるかも。
●東京ダンスヴィレッジ
http://www.dancevillage.jp/
ベリーダンス以外も、各種クラスがある(体験料金についてはHP確認のこと)
●女度向上指数★★★★☆(星4つ)
講師のレッスンはわかりやすく、ノリもいいので良かったです。初心者にも適切におしえてくれるし、ベリーダンスの楽しさも味わうことができます。若干、更衣室やスタジオが狭い印象があったので、混雑時はつらいかもしれません。
今回の初回体験は無料。ただ、勧誘がわりと強力でした。
<TEXT/森美樹 ILLUSTRATION/尾山奈央>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もりおやま http://morioyama.com/
●森美樹:1970年生まれ。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。最新刊『幸福なハダカ』(同)が発売に
https://twitter.com/morimikixxx
●尾山奈央:1980年生まれ。脚本家、エッセイスト。著書に『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(泰文堂)
初めてでも楽しく踊れた!
